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SingleStoreモニタリング

SingleStoreは、複数のノードにデータを分散して保存する分散SQLデータベースです。ノード数が増えるほど、どのノードに負荷が集中しているか、データが一方に偏っていないかを一目で把握することが難しくなります。WhaTapデータベースモニタリングは、クラスター全体の状態とノード別の指標、SQLパフォーマンスをまとめて表示します。SingleStoreを運用するDBAとデータプラットフォーム担当者が、負荷ポイントとデータの偏りを素早く見つけるのに役立ちます。

WhaTapは、DBXエージェントがSingleStoreクラスターに接続して指標を収集する方式で動作します。アグリゲーターノード1か所にのみエージェントをインストールすると、MV_NODESでリーフノードを自動検出してクラスター全体を収集するため、すべてのノードにエージェントをインストールする必要はありません。詳しい開始方法ははじめにのドキュメントを参照してください。

SingleStoreクラスター構成

SingleStoreクラスターは、役割の異なるノードで構成されます。インスタンスリストのROLE列をはじめ画面のあちこちでノードの役割が表示されるため、先に把握しておくと役立ちます。

ROLENameDescription
MAMaster Aggregatorクラスターメタデータの管理、クエリのルーティングを担当する代表アグリゲーター
CAChild Aggregatorクエリの分散処理を補助する補助アグリゲーター
LeafLeaf実際のデータを保存し演算を実行するリーフノード

簡単に言うと、アグリゲーター(MA、CA)は要求を受け取って振り分ける窓口であり、リーフ(Leaf)はデータを持って処理を行う作業者に近い存在です。

モニタリング画面の構成

SingleStoreモニタリングは、分散環境でよく確認する項目を中心に画面を提供します。

画面説明
インスタンスモニタリングノード単位のCPU・メモリ・ディスク・ネットワーク指標とアクティブセッションをリアルタイムで確認
マルチインスタンスモニタリング複数ノードの指標を1つのダッシュボードにまとめて比較
ストレージエンジンRowstore・Columnstoreのメモリ・ディスク使用量とデータの偏り(skew)を確認
パーティションテーブルパーティションがノードに均等に分散されているかを偏差で確認
パイプラインデータ取り込みパイプラインのスループット・遅延・エラーを確認
データベースサイズデータベース別の容量推移を確認
Top SQL負荷の大きいSQLを指標と推移チャートで分析
セッション履歴過去のアクティブセッションを時系列で照会
ロックツリーロック待機とデッドロックをツリーで確認

サポート環境

公式インストールガイドを基準に、次の環境をサポートします。

  • SingleStore 9.0以上
  • アグリゲーターノードへのDBXエージェントのインストール(リーフノードはMV_NODESで自動検出)
  • モニタリングアカウントの権限 grant select, process, cluster on *.*