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トランザクションイベント設定

ホーム > プロジェクト選択 > アラートアイコン アラート通知 > イベント設定 > TX タブ

トランザクションイベントは、特定の URL、エラー、ステータスコードなどを基準にトランザクションを詳細に監視する機能です。設定した条件を満たすトランザクションが検出されるとイベントが発生します。トランザクションデータは 1 分単位で分析され、条件を満たすトランザクション数がしきい値を超えた場合に通知が送信されます。

最新エージェントバージョン

トランザクションイベントを使用するには、最低対応バージョン以上のエージェントが必要です。

言語最低対応バージョン
Java2.2.50 以上
PHP未定(最新バージョンの使用を推奨、別途お問い合わせください)
Node.js0.5.21 以上
Python1.7.8 以上
.NET2.3.5 以上
Go未定(最新バージョンの使用を推奨、別途お問い合わせください)

基本オプション

  • イベントレベル: イベントの重大度を示し、InfoWarningCritical の 3 段階に分類されます。
  • 検索: イベント名またはイベント受信タグでイベントを検索します。
  • + イベント追加: 新しいトランザクションイベントを追加します。
  • カラムサイズ調整: 各カラムの境界をドラッグして幅を調整できます。
表 | トランザクションイベント一覧の構成
項目説明
No.イベントの番号
トグル無効化アイコンイベントの有効/無効
- 有効: 条件を満たすとイベントが発生
- 無効: イベントは動作せず、条件を判定しません
編集アイコンイベント設定の修正および削除
イベント名ユーザーが指定したイベント名
- 最大 255 バイト
条件タイプイベント発生条件の種類(経過時間、エラー発生、パターンのみ)
集計基準トランザクション数を集計する基準
対象パターンイベントが適用される包含/除外パターン(URL、ステータスコードなど)
発生回数イベント発生の基準となる回数
- 集計周期: 1分固定(毎正時00秒〜59秒基準、期間選択不可)
- この1分間に条件を満たしたトランザクションが設定回数以上発生するとイベントが発生
一時停止アラート発生後、同一イベントの発生を一定時間抑制
- 選択可能時間: 使用しない、5分、10分、15分、20分、30分、1時間、2時間、3時間、6時間、12時間、1日
- 解消通知が有効な場合、RECOVERED 通知を受信後、選択した時間内は同一イベントが発生しても通知されません
イベント受信当該イベント通知を受信するユーザーまたはグループ(受信タグ)

イベント設定

トランザクションイベントは、イベント条件、対象パターン、基本情報および受信設定 の各ステップで構成されます。
イベント設定により、特定のトランザクションパターンを検知し、通知を受け取ることができます。

イベント追加

トランザクションイベントを追加するには、イベント設定 > TX タブに移動し、画面右上の [ + イベント追加 ] ボタンをクリックしてください。

トランザクションイベント追加手順
Step 1. イベント条件定義: イベント発生の条件を定義します。
Step 2. イベント対象選択: イベントが適用される監視対象を選択します。
Step 3. 基本情報および受信設定: イベント名、メッセージ、受信対象を設定します。

イベント条件定義

トランザクションイベントの発生条件を設定します。

条件タイプ

イベントを発生させる基準を選択してください。

  • 経過時間: 指定した時間(ms)以上かかったトランザクション
    • 経過時間しきい値: 条件タイプが経過時間の場合、ミリ秒(ms)単位で入力します。設定した時間(ms)以上かかったトランザクションが発生するとイベントが発生します。
  • エラー発生: エラーが発生したトランザクション
  • パターンのみ: 特定のパターン(ヒットマップパターンなど)に該当するトランザクション
集計基準

アラート条件をどの単位で集計するかを選択してください。

  • 集計基準: エージェント別、各エージェントの URL 別、各エージェントのエラークラス別、各エージェントの業務別、URL 別、エラークラス別、業務別、全体。
発生回数(必須)

条件を満たしたイベントが何回発生したときに通知を送信するかを設定します。

例: 発生回数 1回 は1分以内に条件を満たしたトランザクションが1件でもあれば即時通知、発生回数 3回 は同じ1分間に条件を満たしたトランザクションが3件以上累積した場合に通知されます。

一時停止

過剰なイベント通知を防ぐため、通知を一時停止する時間を選択してください。

  • イベント発生後、設定した時間が経過するまで同一イベントは再度発生しません。
  • 選択可能時間: 1分, 5分, 10分, 15分, 30分, 1時間, 2時間, 3時間, 6時間, 12時間, 1日
イベント動作時間

イベントが動作する時間帯を設定します。非勤務時間や点検時間帯の通知発生を制限できます。タグを設定しない場合、イベントが有効な状態では 24 時間常時動作します。

  1. + 追加 をクリックします。
  2. イベント動作時間で + 新しいタグを作成 をクリックします。
  3. イベント動作時間タグ作成タグ名、曜日、時間、色 を選択し、[ 適用 ] ボタンをクリックします。
  4. 作成したタグはタグ一覧で確認でき、チェックボックスを選択すると適用されます。
  5. タグを修正または削除するには、編集アイコン をクリックし、イベント動作時間タグ修正 で修正または削除してください。
注意

タグを削除すると、そのタグが適用されているすべてのアラートから削除されます。ただし、イベント設定で使用中のタグは削除できません。

イベント対象選択

トランザクションをフィルタリングするためのパターンを設定します。

パターン設定方法
  • Enter キーで絞り込んで複数のパターンを入力できます。
  • パターンを設定しない場合、プロジェクト内のすべてのトランザクションが対象となります。
  • 同一タイプのパターンは OR 条件で適用されます。
  • 異なるタイプのパターンは AND 条件で適用されます。
  • ワイルドカード(*)を使用できます。ワイルドカードの位置は最大 2 箇所まで指定できます。
  • ワイルドカード(*)やスラッシュ(/)以外の文字を必ず含める必要があります。
Tips

スラッシュ(/)とワイルドカード(*)の組み合わせに注意してください

  • /api/*/api 自体はマッチしません。/api/ の後にパスが必要です(例: ✅ /api/users、❌ /api)
  • /api*/api 自体もマッチします(例: ✅ /api、✅ /api/users、✅ /apitest)

一致パターン

指定した項目と一致するデータをフィルタリングします。一致パターンは適用後、青色タグ として表示されます。
各項目につき、最大 10 個までパターンを入力できます。

項目説明
業務名業務名パターン
URLトランザクション URL パターン
- 例: /api/*, */users/*
エラークラスエラークラス名パターン
- 例: *Exception, *Error
エラーメッセージエラーメッセージ内容パターン
ステータスコードHTTP ステータスコードパターン
- 例: 4**, 5**

除外パターン

指定した項目と一致するデータをフィルタリング対象から除外します。除外パターンは適用後、赤色タグ として表示され、一致パターンと同じ形式を使用します。各項目につき、最大 10 個までパターンを入力できます。

パターン例

  • 完全一致

    パターン: "hello"
    "hello" → 一致
    "Hello" → 不一致(大文字・小文字を区別)
  • 前方一致(プレフィックス一致)

    パターン: "hello*"
    "hello" → 一致
    "helloworld" → 一致
    "hi" → 不一致
  • 後方一致(サフィックス一致)

    パターン: "*world"
    "world" → 一致
    "helloworld" → 一致
    "hello" → 不一致
  • 部分文字列一致

    パターン: "*ell*"
    "hello" → 一致(h'ell'o)
    "excellent" → 一致(exc'ell'ent)
    "welcome" → 不一致("ell" を含まない)
  • 複合パターン

    パターン: "hello*world"
    "hellobeautifulworld" → 一致

    パターン: "hello*test*"
    "hellomytestcase" → 一致

    パターン: "*test*world"
    "mytestcaseworld" → 一致
表 | 実際の使用例
パターン種別
URL パターン- /api/*/api/ で始まるすべての URL
- /users/*users を含むすべての URL
- /api/v1/users:完全一致する URL のみ
エラークラスパターン- ExceptionException で終わるすべてのエラー
- java.lang.*java.lang で始まるすべてのクラス
- Timeout*Timeout を含むすべてのエラー
ステータスコードパターン- 4**:400 番台のすべてのステータスコード
- 404:404 ステータスコードのみ
- 5**:500 番台のすべてのステータスコード
注意

パターンの制限事項

  • 必須文字列:パターンにはワイルドカード(*)以外の文字を最低 1 文字以上含める必要があります。ワイルドカードのみではパターンを設定できません。
    • ❌ 不可:**, *
    • ✅ 可:a*, a, a*, /api*
  • 空文字列:空文字列や null 値はマッチしません。
  • 連続ワイルドカード:連続した * は 1 つのワイルドカードとして扱われます。
  • 複雑なパターン:ワイルドカードを 3 個以上含むパターンはサポートされていません。
  • 正規表現非対応:文字クラス([a-z])、量指定子(+, ?)、グループ化(( ))は使用できません。
  • 大文字・小文字の区別:すべてのパターンマッチングは大文字と小文字を区別します。
  • エスケープ不可:文字をそのままリテラルとしてマッチさせる方法はありません。

基本情報および受信設定

イベントの基本情報と通知の受信方法を設定します。

イベント有効化

イベント発生時に通知を送信するかどうかを設定します。

  • トグル有効化アイコン 有効: 設定した条件を満たすとイベント通知が送信されます。

  • トグル無効化アイコン 無効: 設定した条件を満たしても通知は送信されません。

イベント名(必須)

通知タイトルとして使用されるイベント名を入力してください。

イベントレベル(必須)

イベントレベル(InfoWarningCritical)を選択してください。

イベント受信

イベント通知を受信するメンバーを指定します。

プロジェクトで通知設定が有効になっているすべての対象(メンバー、チャンネル)に通知が送信されます。


参考. イベント動作例

トランザクションイベントが実際に発生した例です。

情報

設定条件

  • 集計基準: エージェント別
  • 発生回数: 2回
  • 一時停止: 5分
  • URL パターン: /api/posts/**, /delete/*, /*test*/
  • エラークラスポターン: *TimeoutException*, *NullPointerException
  • ステータスコードパターン: 4**
  • 除外エラークラス: *IOException
  • 除外ステータスコード: 5**

発生した通知メッセージ例

イベントメッセージ内のトランザクション情報は、条件に合致した最後のトランザクションの値が表示されます。イベントメッセージには、設定した条件と実際に発生したトランザクションの情報の両方が含まれるため、どの条件によって通知が発生したのかを明確に確認できます。

(ignored count: 3)
[Per Agent] limit: 2, count: 3
[Condition]
url patterns: /api/posts/**, /delete/*, */test/*
error class patterns: *TimeoutException*, *NullPointerException
status patterns: 4**
exclude error class patterns: *IOException
exclude status patterns: 5**
[Transaction]
url: /api/posts/test/timeout
txid: 408093121470636540
status: 408
error class: java.util.concurrent.TimeoutException

イベントメッセージ構成の説明

  • (ignored count: n): 一時停止時間中に条件を満たしたが、通知が送信されなかったトランザクションの件数です。一時停止時間中に無視された件数がない場合、この項目は表示されません。
  • 集計情報: 設定した集計方式に応じて表示内容が異なります。
    • エージェント別: [Per Agent] limit: n, count: n
    • URL別: [Per Url] limit: n の後に、各URLと発生件数を表示
    • エラークラス別: [Per Error Class] limit: n の後に、各エラークラスと発生件数を表示
    • コンテキスト別: [Per Context] limit: n の後に、各コンテキストと発生件数を表示
    • エージェント別 URL: [Per Agent & Url] limit: n の後に、各URLと発生件数を表示
    • エージェント別 エラークラス: [Per Agent & Error Class] limit: n の後に、各エラークラスと発生件数を表示
    • エージェント別 コンテキスト: [Per Agent & Context] limit: n の後に、各コンテキストと発生件数を表示
    • 全体: [Total] limit: n, count: n
  • [Condition]: イベント発生時点で設定されていた条件を表示します。設定されたパターンのみが表示されます。
    • context patterns: コンテキスト一致パターン
    • url patterns: URL 一致パターン
    • error class patterns: エラークラス一致パターン
    • error message patterns: エラーメッセージ一致パターン
    • status patterns: ステータスコード一致パターン
    • exclude context patterns: コンテキスト除外パターン
    • exclude url patterns: URL 除外パターン
    • exclude error class patterns: エラークラス除外パターン
    • exclude error message patterns: エラーメッセージ除外パターン
    • exclude status patterns: ステータスコード除外パターン
  • [Transaction]: 条件に合致した最後のトランザクションの詳細情報です。
    • url: トランザクションURL
    • txid: トランザクション固有識別子
    • status: HTTP 応答ステータスコード(HTTP トランザクションでない場合は非表示)
    • error class: エラークラス(エラークラスが存在しない場合は非表示)
    • error message: エラーメッセージ(エラーメッセージが存在しない場合は非表示)
ノート

参考

  • トランザクションイベントは1分単位で集計・処理されます。
  • 条件タイプが「パターンのみ」の場合、少なくとも1つ以上の一致または除外パターンを設定する必要があります。
  • パターンマッチングは大文字・小文字を区別します。
  • 通知メッセージには、条件に合致した最後のトランザクションの詳細情報が含まれます。