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Kubernetes Agent v1.9.0

Java Agent v2.2.68 を含む

2026年1月14日

New Kubernetes ラベル収集ポリシーの改善

Kubernetes 環境における Pod および Container のラベル収集方式を改善しました。従来の収集方式で発生していたタグ衝突の問題を解消し、不要なラベル収集を制御することで、データの識別性および保存効率を向上させました。

  • ラベル識別性の強化(Prefix 対応)

    • Kubernetes ラベルとエージェント内部タグ(System Tag)を明確に区別

    • ユーザー定義の Kubernetes ラベルに接頭辞(Prefix)を付与して保存できるオプションを追加

  • ラベル収集フィルタリングの導入

    • 無差別なラベル収集を防ぐため、許可リスト(Allowlist) または 除外リスト(Blocklist) に基づくフィルタリングを導入
  • 新規設定オプション(whatap.conf

    設定キーデフォルト説明
    kube_label_prefix_enabledfalsetrue に設定すると、収集したラベルキーの先頭に接頭辞を付与
    kube_label_prefixwhatap_kube_label_接頭辞有効時に使用する文字列
    - 例:appwhatap_kube_label_app
    kube_label_keys-収集許可リスト
    カンマ(,)区切りで指定したキーのみを収集(推奨)
    kube_label_exclude_keys-収集除外リスト
    許可リストが未設定の場合に適用され、指定キーを持つラベルは収集しません
  • ラベル収集の処理順序および優先順位

    データ収集時、以下の順序でラベル処理が行われます。

    1. Allowlist チェックkube_label_keys):設定がある場合、リストに含まれるラベルのみを収集

    2. Blocklist チェックkube_label_exclude_keys):Allowlist がない場合、除外リストに含まれるラベルは収集しない

    3. Prefix 適用kube_label_prefix_enabled):最終的に収集されるラベルキーに接頭辞を適用(元のキーは保存されません)

  • 設定例

    • Case 1:データ衝突を防止し、重要なラベルのみ収集(推奨)
      システムタグとの衝突を完全に防ぎ、必要なラベルのみを収集することでコストを削減します。

      データ衝突を防止し、重要なラベルのみ収集(推奨)
      kube_label_prefix_enabled=true
      kube_label_keys=app,env,version,service
    • Case 2:特定の不要なラベルのみ除外
      自動生成される不要なラベル(例:Helm、CI/CD メタデータ)のみを除外します。

      特定の不要なラベルのみ除外
      kube_label_prefix_enabled=true
      kube_label_exclude_keys=helm.sh/chart,jenkins-build-id,controller-uid
    ノート

    今後の既定値変更について(6か月後適用予定)

    収集サーバーの負荷最適化およびデータ識別性の向上を目的として、既定値が変更される予定です。

    • kube_label_prefix_enabledfalsetrue
    • kube_label_keys:(未設定) → app

    変更後は、app ラベルのみがデフォルトで whatap_kube_label_app キーとして収集されます。
    追加のラベル収集が必要な場合は、kube_label_keys に明示的に指定してください。
    既存環境との互換性が必要な場合は、事前に設定内容の確認を推奨します。

情報

Agent download: kube_mon_1.9.0.tar