クラウドモニタリング
クラウドモニタリングサービスのメトリクスを確認することで、障害をリアルタイムで対応できます。クラウドサービスを利用する場合、運用に影響する障害が発生することがよくあります。 たとえば、ユーザーの資産状況、ホストマシン(物理サーバーコンピューター)、ネットワーク障害の状態などが生じる場合です。
また、クラウドネーム名前空間やリージョンに異常がないことを事前に知っておくとよいでしょう。これは、クラウドインフラで発生した障害に対応するのに大いに役立ちます。
WhaTapクラウドモニタリングは、クラウドプロバイダのAPIに接続し、すべてのメトリクスとクラウドイベントをリアルタイムで収集します。代表的に2つのメトリクスがあります。
- インスタンス(仮想サーバー)の正常性を判断できるインジケーター
- クラウドサービスプロバイダ独自のサービス可用性のメトリクス
メトリクス収集の時間間隔は、コストを最適化するためにリアルタイム(5分間隔)から3時間まで調 整できます。
WhaTapクラウドモニタリングを使用すると、収集したデータをFlexボードで確認できます。トラブルの原因が直接、分析可能です。
さらに、メール、SMS、メッセンジャー(Slack、Telegramなど)で通知を設定することができます。
ノート
- ネームスペースは、アプリケーション向けのサービスをグループ化する方法です。
- クラウドでリージョンとは、クラウドサービスを提供するために設定したデータセンターです。
- 特定のリージョンを選択すると、そのリージョンに属するデータセンターにユーザーのデータが保存されます。
- クラウドモニタリングは、1つのプロジェクトを選択し、プロジェクトメニューの管理 >クラウドモニタリングメニューで確認することができます。