拡張機能
サーバー名の任意付与と管理
エージェントは、アプリケーション サーバーの種類とアプリケーション サーバーのIP、サービス ポートを使用して、自動的にサーバー名を割り当てます。
アプリケーション名の指定オプション
デフォルトのパターンの変更はwhatap.confで設定できます。
object_name default: {type}-{ip2}-{ip3}-{process}
アプリケーション名のパターン
プロジェクトに登録されているアプリケーションサーバーに同じ名前を使用しないでください。また、静的なサーバー名を使用しないでください。Internal ip addressが原因でサーバーIPが重複する場合は、アプリケーションサーバー名をグループでパターン化して適用できます。
パターンオプション
設定 | 説明 |
---|---|
type | app_name |
ip# | Ipを「.」で分割したとき、#番目の桁(0から) |
process | app_process_name |
hostname | ホスト名 |
AES256暗号化の適用
WhaTapアプリケーションモニタリングエージェントは、収集されたデータを暗号化し、サーバーに送信します。データの重要度や設定に 応じて変更できます。
基本的に、XOR演算とAESアルゴリズムによる暗号化を使用します。 平文を128ビット単位に分けて暗号化・復号化を行います。ユーザーの設定によって256ビットまで拡張できます。
-
設定する
エージェントがインストールされたディレクトリのwhatap.confファイルに次の設定を追加してください。
whatap.conflicense={アクセスキー}
whatap.server.host={収集サーバーIP}
cypher_level=256 -
再起動する
設定を追加した後、WASを再起動します。
制約事項
複数リージョンを1つのプロジェクトとして選択することはできません。
WhaTapモニタリングサービスで プロジェクト作成時、地域(Region)を重複して選択することができません。複数の地域を使用する場合は、別のプロジェクトを作成する必要があります。
クラウド環境など、複数のリージョンにサーバがある場合、ネットワークlatencyなどの性能情報収集の制約を回避するために、リージョン単位 で収集サーバを配置する必要があります。WhaTapは、顧客のニーズに満たすために地域ごとに収集サーバーを構築します。
エージェント名(ONAME) は重複使用できません
WhaTapアプリケーションモニタリングは、エージェントを識別するための用途でエージェントのIPアドレスとポート情報を使用します。ユーザー環境のモニタリング対象のアプリケーションサーバーが同じIPおよび、同じPortを使用する場合、WhaTapサーバーはサーバーインスタンスを区別できません。
サーバーインスタンスが動的に拡張されている環境でない場合は、 次の文書を参照して、アプリケーションの識別のために名前を直接つけることで迂回できます。
モニタリング対象アプリケーションがinternal addressまたはネットワーク仮想化により重複したIPを使用する場合は、次の文書を参照して、別のアプリケーション名のパターンを使用します。