インストール問題の解決
データベースエージェントのインストール時に発生する問題を確認してください。
ファイアウォール設定の確認
ファイアウォールのブロックを解除してください。WhaTapサーバーのTCPアウトバウンドファイアウォールが設定されていると、モニタリング情報をサーバーに転送できません。
ファイアウォールを確認する方法
telnet
コマンドを実行し、接続関連情報をが正常に表示します。(telnet[サーバーIP][サーバーポート]
)
$ telnet 52.193.60.176 6600
Trying 52.193.60.176...
Connected to 52.193.60.176.
Escape character is '^]'.
WhaTapの収集サーバー情報は、管理 > エージェントインストールメニューから確認できます。
制約事項
複数リージョンを1つのプロジェクトとして選択することはできません。
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WhaTapモニタリングサービスサイトでプロジェクトを作成する時にリージョンは重複選択できず、複数のリージョンを活用する場合は別途のプロジェクトを作成する必要があります。
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クラウド環境に複数のリージョン(Region)にサーバが存在する場合、ネットワークのlatencyなどパフォーマンス情報収集の制約を回避するために、リージョン(Region) 単位で収集サーバを設置する必要があります。
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WhaTapは、顧客のニーズを満たすためにリージョン(Region)ごとに収集サーバーを構築します
エージェント名(ONAME) は重複使用できません
WhaTap DBXモニタリングは、エージェントを認識するために、エージェントのIPアドレスとポート(Port)情報を使用します。ユーザー環境でモニタリングするデータベースサーバーが同一IP、同一ポート(Port)を使用している場合、WhaTapサーバーのサーバーインスタンスを区分できません。
DB権限及びエージェント設定
DB権限及びエージェントの設定によってデータが照会されないメニューがあります。次の内容を参考にして、必要な権限を付与し、エージェントのオプションを設定してください。
モニタリングのアカウントをwhatap
で生成した場合の例です。create user whatap with password 'DBPassword’;
メニュー | DBオプション及び権限 | エージェント設定 | 備考 |
---|---|---|---|
基本メニュー | grant pg_monitor to whatap; | - | PostgreSQL V2、DBXエージェントv1.6.15以降 |
ダッシュボード > スロークエリ | DBパラメータ:log_min_duration_statement=500 (ex. 500ms以上かかるSQL記録) DB権限 grant PG_READ_ALL_SETTINGS to whatap; | xos.confslow_query_interval=30 (既定値30秒)whatap.conf slow_query_log=ON | - |
インスタンス > セッション中止 | grant pg_signal_backend to whatap | - | - |
分析 > Top オブジェクト | grant select on all tables in schema {schema_name} to whatap; | whatap.confpg_object=true | DBXエージェントv1.6.15以降 Bloating、Ageタブの一覧は、権限及びエージェントオプションが設定されていてもしきい値(size、ratio)を超えない場合、データが照会されない可能性があります。 |
統計/レポート > データベースサイズ | grant usage on schema {schema_name} to whatap; | whatap.conftables=true | データベースサイズメニュー画面の下のテーブルサイズを照会するために必要な権限です。 |
オブジェクト情報(Object detail) モーダルウィンドウ | grant select on all tables in schema {schema_name} to whatap; | - | Top オブジェクト, データベースサイズ, SQL詳細(Plan) メニューでテーブル名をクリックすると表示されるポップアップウィンドウです。権限がない場合、Column listが照会されません。 |