本文へスキップ

スロークエリ

ホーム画面 > プロジェクト選択 > ダッシューボード > スロークエリ

データベースが提供するスロークエリログを読み取り、視覚的なチャートで表示します。スロークエリの基準時間をDBパラメータに設定し、スロークエリログにSQLが表示します。

情報

同じSQLであってもマルチインスタンスメニューからSQL Elapse Map指標の場合、アクティブセッションに基づいて計算された時間のため、誤差が生じる場合があります。

使用設定の手順

スロークエリメニューを使用するには、次のようにパラメータと権限を設定する必要があります。

DBXエージェントファイルの設定

whatap.conf
slow_query_log=ON

DBパラメータの設定

postgresql.conf
log_min_duration_statement=500    # 例: 500ms以上かかるSQL履歴

DBサーバーのXOSエージェントの設定

Slow queryの収集周期を調整するには、以下のように設定してください。

xos.conf
slow_query_interval=30   # 既定値30秒
ノート
  • RDS postgreSQLのslow queryはサポートされていません。

  • モニタリング対象のDBサーバーにXOSエージェントをインストールしないと、slow queryをモニタリングできません。 XOSエージェントインストールの詳細については、次の文書を参照してください。

基本画面ガイド

slow query

  • 指示線1 時間 / インスタンス

    進行中のセッションの時間を変更したり、個々のインスタンスを選択できます。

  • 指示線2Slow Query

    SlowQueryが発生した時にチャートを表示します。マウスで特定の領域をドラッグすると指示線3SlowQueryListで詳細情報を確認できます。

  • 指示線3 Slow Query List

    Slow Query チャートでドラッグした領域のSlow Query詳細情報を一覧に表示します。 SQL項目を選択すると、クエリ(query)のFull TextおよびPlan情報が確認できます。

クエリの詳細を見る

現在実行中のセッションのSQLクエリ情報を確認するにはSlow Query ListセクションのSQLカラム項目を選択してください。 SQL詳細画面が表示されます。 SQLクエリ文とPlan情報を確認することができます。

SQL詳細

  • SQL統計の表示: 該当SQLクエリ文に関する統計情報が確認できるSQL統計メニューへ移動できます。

  • Default Bind: クエリ文で変数として設定された部分を既定値としてバインディングできます。

  • Reset Bind: バインディングされた既定値を解除し、変数を確認できます。

  • Formatting: SQLクエリ文にインデントおよびフォーマットを適用して可読性を高めることができます。

  • Plan: Plan情報を確認するにはDB NameUser NamePasswordを入力してから、検索アイコンボタンを選択してください。

    • Text: テキスト形式でプラン情報を確認できます。

    • JSON: JSON形式でプラン情報を照会すると、ボトルネックが発生した箇所がすばやく確認できます。

    ノート

    JSON形式でプラン情報を照会する機能は、DBXエージェント1.6.12バージョン以降から対応しています。

Tips

JSON形式でプラン情報を照会した状態でtableまたはindex項目を選択すると、テーブルのcolumnindex構成が確認できるObject detailウィンドウが表示されます。

Object detail

この機能は、DBXエージェント1.6.15バージョン以降に対応しています。 データベース権限に関する設定は、次の文書を参考にしてください。