統計
ホーム画面> プロジェクト選択> 統計
WhaTapモニタリングサービスのメイン画面でプロジェクトを選択し統計の下位メニューを選択します。WhaTapエージェントは、トランザクション情報やSQLなどの主要なトレース情報について統計情報を収集します。5分ごとに一覧を作成してサーバーに送信します。
基本画面ガイド
時間選択およびフィルター, 並替え順, アプリケーション項目を設定した後、ボタンを選択します。
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各統計タブは、合計、最大、平均時間および件数による並べ替えオプションを提供し、任意の視点から上位リストを表示できます。
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カラム設定ボタンて既定値の他に照会するカラムを追加または除外できます。
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ボタンをタップすると、照会結果とともに照会リストの上にボタンが表示されます。ボタンを選択すると、照会リストをCSV形式のファイルでダウンロードできます。
Tips統計照会の一覧が表示された後に照会条件を変更して、ボタンを選択せずにボタンをクリックすると、変更された条件でCSVファイルをダウンロードできます。
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統計リストから詳細アイコンを選択すると、件数と平均時間チャートが確認できるし、エージェント間の件数およびエラー件数の比較、応答時間の比較チャートを追加で提供します。そのチャートで照会する時点を選択するとTX検索メニューに移動します。
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統計リストで
T
ボタンを選択すると トップスタックURLメニューに移動します。 -
統計リストで
U
ボタンを選択するとユニークスタックURLメニューに移動します。
最大31日間のデータを照会できます。ただし、クライアントIPメニューでは最大7日間のデータを照会できます。
TX統計
ホーム画面 > プロジェクト選択 > 統計 > トランザクション
トランザクション統計を収集します。5分ごとに最大5,000個のURLごとの実行統計を収集してサーバーに送信します。異なるURLの数が5分間で5,000個を超えた場合は無視されます。
カラム | 説明 |
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TX | トランザクションアドレス |
数 | 実行件数 |
エラー | 実行されたトランザクションのエラー発生件数 |
平均時間 (ms) | 応答時間の合計の平均 |
合計時間 (ms) | 応答時間の合計 |
最大時間 (ms) | 最大応答時間 |
平均CPU使用時間 | CPU使用時間の平均 |
HTTPコール件数 | HTTP Call件数 |
平均HTTP呼出し時間 (ms) | HTTP Call時間の合計の平均 |
SQL件数 | SQL実行件数 |
平均SQL時間 (ms) | 平均SQL実行時間 |
SQLフェッチ | SQLパッチ件数 |
平均SQLフェッチ時間 (ms) | SQLフェッチ時間の合計の平均 |
平均メモリ割当量を収集するためには、エージェント設定(whatap.conf)にtrace_malloc_enabled=true
を追加する必要があります。該当オプションの既定値はfalse
です。
トランザクションドメイン統計
ホーム画面 > プロジェクト選択 > 統計 > ドメイン
WhaTapエージェントは、ドメインごとのトランザクション統計を収集できます。1台のサーバーに複数のドメインを個別にサービスを提供するシステムでは、ドメインごとの分析が必要になる場合があります。次のオプションを設定してください。
whatap.stat_domain_enabled=true
収集されるデータは、ドメイン別のURLの処理状況を把握するために使用できます。
カラム | 説明 |
---|---|
ドメイン | サービスドメイン |
TX | トランザクションアドレス |
数 | 実行件数 |
エラー | 実行されたトランザクションのエラー発生件数 |
平均時間(ミリ秒) | 応答時間の合計の平均 |
TX Caller統計
ホーム画面 > プロジェクト選択 > 統計 > Caller
マルチサーバーがrestコールに接続されるとCallerとCallee間の関連付けられた統計を収集できます。このデータを収集するには、次のオプションを設定してください。
whatap.mtrace_enabled=true
whatap.mtrace_rate=100
whatap.mtrace_spec=v1
whatap.stat_mtrace_enabled=true
上記のアーキテクチャでは、Caller & Calleeの統計情報は、api1、api2のみ表示することができます。ユーザーのブラウザから呼び出されるシステムでは、Caller統計を表示できません。
ただし、Caller側のサーバーからデータを送信する必要があるため、すべてのサーバーに適切な設定を行う必要があります。
whatap.mtrace_rate=100
whatap.mtrace_spec=v1
whatap.stat_mtrace_enabled=true
whatap.mtrace_spec=v1
whatap.stat_mtrace_enabled=true
収集される統計データは次のとおりです。Callee側で参照する必要があります。
カラム | 説明 |
---|---|
Callerプロジェクトコード | Callerに対応するプロジェクトコード |
Callerエージェントの種類 | Callerに対応するエージェントが属するグループの単位 |
Caller URL | Callerトランザクションのトランザクションアドレス |
TX | Calleeトランザクションアドレス |
数 | 実行件数 |
エラー | 実行されたトランザクションのエラー発生件数 |
平均時間(ミリ秒) | 応答時間の合計の平均 |
Callerメニューで一度にダウンロードできるCSVライン数は最大10,000行です。
トランザクションReferer統計
ホーム画面 > プロジェクト選択 > 統計 > リファラー
WhaTapエージェントは、Refererごとにトランザクション統計を収集できます。次のオプションを設定してください。
whatap.stat_referer_enabled=true
収集されたデータは、Refer情報の統計を使用して確認できます。
カラム | 説明 |
---|---|
リファラー | Refererアドレス |
TX | トランザクションアドレス |
数 | 実行件数 |
エラー | 実行されたトランザクションのエラー発生件数 |
平均時間(ミリ秒) | 応答時間の合計の平均 |
エラー統計
ホーム画面 > プロジェクト選択 > 統計 > エラー
5分間に発生したサービスエラーに関する統計です。異なるエラーとトランザクション名をキーとして発生件数を収集します。エラー発生時点のスタックを提供します。5分あたり最大1,000個の異なるエラーを統計化します。
カラム | 説明 |
---|---|
クラス | エラークラス |
TX | トランザクションアドレス |
メッセージ | エラーメッセージ |
数 | エラー発生件数 |
SQL実行統計
ホーム画面 > プロジェクト選択 > 統計 > SQL
5分間のSQL性能統計を収集します。5分間に異なるSQL文が最大5,000まで許可されます。Javaプロセスで制限を超えるSQLを検出すると、そのSQLは統計データから破棄されます。
カラム | 説明 |
---|---|
データベース | データベース種類 |
SQL | SQLクエリ文 |
TX | SQLを呼び出したURLのいずれかを任意に収集した情報 |
CRUD | Create, Read, Update, Delete |
全体件数 | クエリ実行件数 |
エラー件数 | 実行されたクエリのエラー発生件数 |
平均時間 (ms) | クエリ実行時間の合計の平均 |
合計時間 (ms) | クエリ実行時間の合計 |
標準偏差 | クエリ実行時間の標準偏差 |
TXは、5分間該当SQLを呼び出したURLから1つ(最後の呼び出しURL)を分析のため収集します。