エージェント名の識別
WhaTapはモニタリングは、情報収集の対象であるアプリケーションサーバーを識別するための情報で、基本的にアプリケーションサーバーから収集した情報を使用します。基本的な使用状況の情報は、アプリケーションサーバーの種類、IPアドレスなどを組み合わせであり、アプリケーションサーバーを固有識別子として使用します。必要に応じて、ユーザーが設定した名前を使用するか、パターンを変更して固有の値に変更して使用します。エージェントの名前は固有の値である必要があります。
アプリケーションサーバーから抽出した情報を使用する理由は、アプリケーションサーバーの停止またはネットワークの切断、エージェント問題による収集サーバーとエージェントの通信状態が復旧した場合に、再接続されたエージェントから送信される情報が既存エージェントから送信された情報との継続性を維持するためです。
- エージェント名は、プロジェクトごとに一意である必要があります。
- エージェントID/名前を変更しても、古いデータには関連付けられません。
- WhaTapモニタリンサービスでは、モニタリング対象をオブジェクトまたはエージェントとして混在して使用できます。
WhaTapエージェントがアプリケーションサーバーを識別するために使用するデフォルトパターンは次のとおりです。
{type}-{ip2}-{ip3}-{process}-{dockerid}-{ips}
デフォルトパターンの変更はwhatap.iniで設定できます。
設定 | 説明 |
---|---|
type | whatap.app_nameに設定された値を使用します。 |
Ip# | Ipを「.」で分けたとき、#番目の桁(0から)を使います。 |
process | whatap.app_nameに設定された値を使用します。 |
hostname | サーバーホスト名を使用します。 |
dockerid | DockerコンテナID |
ips | 全体IPの情報 (ip4、ip6) |
-
whatap.object_name String
既定値
{type}-{ip2}-{ip3}-{process}
アプリケーションを識別するエージェント名(ONAME)の構成方式です。ONAMEからOIDが生成されます。
ノートwhatap serviceの再起動後に適用されます。
service whatap-php restart
-
whatap.app_name String
アプリケーションを識別するためのエージェント名(ONAME)の構成要素として、
object_name
の{type}
に対応する値です。ノートwhatap serviceの再起動後に適用されます。
service whatap-php restart
-
whatap.app_process_name String
アプリケーションを識別するためのエージェント名 (ONAME) の構成要素です。アプリケーションプロセス名でアプリケーションサーバーのCPU、Heap Memoryなどを収集する対象プロセスを設定します。
object_name
の{process}
に対応対応する値です。ノートwhatap serviceの再起動後に適用されます。
service whatap-php restart
-
whatap.okind String
複数のエージェントを'種類別'グループにまとめて、モニタリング単位を設定できます。 このオプションにより、複数のエージェントをグループ単位でのモニタリングと管理ができます。また、性能指標の分析や通知の設定もできます。
ノートダッシューボード及び分析、統計メニューなどで種類別に分類されたグループオプションで確認できます。
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whatap.onode String
複数のエージェントを'ノード別'グループにまとめて、モニタリング単位を設定できます。 このオプションにより、複数のエージェントをグループ単位でのモニタリングと管理ができます。また、性能指標の分析や通知の設定もできます。
ノートダッシューボード及び分析、統計メニューなどでノード別に分類されたグループオプションで確認できます。