SQL分析
この文書は、OracleモニタリングV2を基準に作成されました。 OracleモニタリングV1文書については、次の文書を参照してください。
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データベースで実行されるSQL文を分析し、性能問題を診断するのに有用な資料を提供します。 SQL分析メニューは、2つの主要なタブで構成されています。
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Access Statistics: 性能低下の原因となり得るFull Scanが発生したSQLを確認できます。
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Plan Change History: 同一のSQL IDを持つSQL文がオプティマイザによって他の実行プランに変更された場合を感知します。 これは性能に影響を与える可能性があるため、モニタリングが必要です。
Access Statistics
性能低下の原因となり得るFull Scanが発生したSQLを確認できます。 時間別、タイプ別のFull Scan発生回数を確認できます。 これにより、Full Scanを頻繁に発生させるSQL文を最適化し、不要なFull Scanを減らすことで資源使用量を最適化できます。 また、Full ScanをIndex Scanに置き換えてクエリー性能を向上させる方法を考えてみてください。
画面上で照会時間と対象を選択してください。 時間とインスタンスオプションを設定した後ボタンを選択してください。 必要な場合、フィルターオプションを設定して、目的の照会結果をフィルタリングできます。
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Access Count: 時間帯別のFull Scanの発生回数を確認できる棒グラフチャートです。 特定の時間帯を選択すると、選択した時間に実行されたSQLリストが画面の下のリストと右のOperation Count チャートに表示されます。
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Operation Count: Full Scanが発生したタイプとその数を確認できます。 各バーにマウスオーバーすると、オブジェクト名を確認できます。
クエリの詳細を見る
画面の下のSQL一覧でqueryカラム項目を選択するとSQL詳細画面が表示されます。 SQLクエリ文とPlan情報を確認することができます。
- SQL統計の表示: 該当SQLクエリ文に関する統計情報が確認できるSQL統計メニューへ移動できます。
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Runtime Plan: 選択されたSQLクエリの実行計画とランタイム情報を提供します。 実行回数、平均実行時間、平均物理的読み取りなどの詳細を 提供します。
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Explain Plan: オプティマイザーが予測した実行計画を示します。 費用、作業、オブジェクト名、カーディナリティなどの情報を提供します。
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Plan History: データベースで実行されたSQLクエリの実行計画に対する履歴を確認できます。
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Bind Capture: データベースで実行されたSQLクエリに使用されたバインド変数の値を確認できます。 これにより、クエリ実行の実際の内容を確認できます。
ノートリアルタイムで実行されたbind値ではなく、データベースにキャプチャされた値(
v$sql_bind_capture
)です。 件数が多いと、100個まで表示します。