SQL統計
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エージェントが収集したアクティブセッション内のSQLを実行回数、実行時間、待機時間などを基準に統計を算出し、表示期間中のTop SQL一覧を提供します。平均実行時間とピーク実行時間は、頻繁に実行されるSQL性能を分析できる根拠を提供します。
パフォーマンス測定でよくで使う分析カテゴリ(DB、USERNAME、MACHINE、PROGRAM)ごとにTop SQLを照会できます。主な照会基準は次のとおりです。
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execute count: SQLの実行回数
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elapse sum (sec): SQLの実行時間(秒) 合計
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elapse avg (sec): SQLの平均実行時間(秒)でelapse sum/execute countの結果値
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elapse max (sec): SQLの最大実行時間(秒)
- elapse wait (sec): SQLの待機時間合計(秒)
- instance: インスタンス名
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physical reads: 該当SQLがディスクからデータを読み込んだ回数
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session logical reads: 該当SQLがメモリ内でデータを読み込んだ回数
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cpu time: 該当SQLの実行中に使用されたCPU時間
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redo size: 該当SQLが発生させたトランザクションログ(redo log) のサイズ
SQL統計機能は、リテラル値を除いたSQLを基準に統計を算出します。
基本画面ガイド
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時間で、データを照会する時間と日付を選択します。緑色のボタンを選択して照会時間を選択できます。
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インスタンスでデータを照会する対象を選択します。
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ボタンを選択してください。
上位50件までの内容をテーブルに表示します。
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任意の日付と時間を表示するには、時計の表示を選択してください。日付と時間のテキスト領域をクリックすると、日付と時間を選択するオプションが表示されます。
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テーブルヘッダーの各カラムをクリックすると、選択したカラムをソートすることができます。
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並替え順で選択した項目を基準に照会結果をソートできます。項目を選択した後ボタンを選択します。
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照会件数で、テーブルに表示する件数を設定できます。設定を完了した上でボタンを選択します。
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照会した内容をCSV形式のファイルにダウンロードするには、ボタンを選択します。
クエリ別の実行推移を確認
使用カテゴリ別にデータを分類して表示するにはで目的のタブを選択してください。
テーブルの各項目別の左の►ボタンを選択してください。クエリ文の5分当たりの実行回数と平均実行時間が表示されます。各棒グラフにカーソルを合わせると、その時間の数値が表示されます。
クエリプレビュー
照会された結果リストからマウスポインタをsqlカラム項目に移動すると、クエリ文をプレビューできます。
クエリの詳細
照会された結果一覧でquery項目を選択するとSQL詳細画面が表示されます。
- SQL統計の表示: 該当SQLクエリ文に関する統計情報が確認できるSQL統計メニューへ移動できます。
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Runtime Plan: 選択されたSQLクエリの実行計画とランタイム情報を提供します。 実行回数、平均実行時間、平均物理的読み取りなどの詳細を提 供します。
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Explain Plan: オプティマイザーが予測した実行計画を示します。 費用、作業、オブジェクト名、カーディナリティなどの情報を提供します。
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Plan History: データベースで実行されたSQLクエリの実行計画に対する履歴を確認できます。
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Bind Capture: データベースで実行されたSQLクエリに使用されたバインド変数の値を確認できます。 これにより、クエリ実行の実際の内容を確認できます。
ノートリアルタイムで実行されたbind値ではなく、データベースにキャプチャされた値(
v$sql_bind_capture
)です。 件数が多いと、100個まで表示します。