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ipckey値を確認する

1つのサーバーに複数のデータベースをインストールした環境でipckeyを確認する方法を案内します。

sysresvコマンドを実行してコンソールに出力するShared Memory:KEY値を使います。 sysresvコマンドを実行する前に、モニタリング対象に該当するOracleを使用できるようにOracle接続環境変数を設定する必要があります。

モニタリングエージェントを実行する環境でもOracle接続環境変数を設定する必要があります。 OCI libraryを呼び出すのでLD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/lib:$LD_LIBRARY_PATHの設定も必要です。

OracleバージョンによってShared Memory:KEY値がコンソールに出力される場所が異なる場合があります。

BASH
oracle@localhost:ORA10:/home/oracle/products/10.2.0.2>sysresv

IPC Resources for ORACLE_SID "ORA10" :
Shared Memory:
ID KEY
3276807 0xebd3a364 <------------- 0xebd3a364
Semaphores:
ID KEY
131073 0x76138448
163842 0x76138449
196611 0x7613844a
229380 0x7613844b
262149 0x7613844c
294918 0x7613844d
327687 0x7613844e
360456 0x7613844f
393225 0x76138450
Oracle Instance alive for sid "ORA10"