設定
OpenTelemetryのモニタリングはベータ版で、予期しないエラーが発生する可能性があります。 重要なデータがある環境や運用環境では使用することをお勧めしません。 フィードバックや問題点が発生したら、サポートチーム(support@whatap.io)までお問い合わせください。
OpenTelemetryから様々な指標を収集し、処理するようにエージェントを設定できます。
エージェント
-
otel_grpc_server_enabled Boolean
既定値
true
OpenTelemetry protocol(OTLP)を通じて転送されるデータを受信するためのGrpcサーバーを活性化します。
-
otel_grpc_server_port String
既定値
6600
GrpcサーバーのListenポートです。
ノートポート番号を変更した後は、whatap-otelサービスを再起動する必要があります。
-
otel_grpc_server_gzip_enabled Boolean
既定値
true
Grpcサーバから読み込むデータの暗号化により
gzip
を活性化します。 -
debug_otel_grpc_server_enabled Boolean
既定値
false
OpenTelemetry Traceデータ処理に関するデバッグログの出力を活性化します。
Trace
OpenTelemetry Traceデータ処理に関するエージェント設定オプションです。 WhaTapは、OpenTelemetry Traceの構成要素であるSpanのattributes
オブジェクトから値を取得し、モニタリング情報として活用します。
Spanのattributes
オブジェクトがWhaTapのエージェント設定とどのように関連付けられているか、次のコードを参考にしてください。
{
"name": "/v1/sys/health",
"context": {
"trace_id": "7bba9f33312b3dbb8b2c2c62bb7abe2d",
"span_id": "086e83747d0e381e"
},
"parent_id": "",
"start_time": "2021-10-22 16:04:01.209458162 +0000 UTC",
"end_time": "2021-10-22 16:04:01.209514132 +0000 UTC",
"status_code": "STATUS_CODE_OK",
"status_message": "",
"attributes": {
"net.transport": "IP.TCP",
"net.peer.ip": "172.17.0.1",
"net.peer.port": "51820",
"net.host.ip": "10.177.2.152",
"net.host.port": "26040",
"http.method": "GET",
"http.target": "/v1/sys/health",
"http.server_name": "mortar-gateway",
"http.route": "/v1/sys/health",
"http.user_agent": "Consul Health Check",
"http.scheme": "http",
"http.host": "10.177.2.152:26040",
"http.flavor": "1.1"
},
"events": [
{
"name": "",
"message": "OK",
"timestamp": "2021-10-22 16:04:01.209512872 +0000 UTC"
}
]
}
otel_attr_tx_host_keys=http.host
otel_attr_tx_method_keys=http.method
otel_attr_tx_useragent_keys=http.user_agent
-
otel_trace_server_enabled Boolean
既定値
true
OpenTelemetry Traceデータ処理を活性化します。
-
otel_trace_queue_size Int
既定値
5000
OpenTelemetry Traceデータ処理のためのキューサイズを設定します。
-
otel_span_collector_max Int
既定値
100000
OpenTelemetry TraceデータのSpanデータバッファの最大サイズ(個数)を指定します。
-
otel_attr_dbcon_keys String
既定値
sql.system,db.connection_string,db.system
DB Connection情報として活用する属性名を入力してください。 その情報を活用してWhaTapではDB Connectionステップで表示します。
-
otel_attr_sql_keys String
既定値
db.statement,sql.query
SQLクエリ情報として活用する属性名を入力します。 その情報を活用してWhaTapではSQLステップで表示します。
-
otel_attr_httpc_keys String
既定値
url.full,http.url,http.target
HTTP call情報として活用する属性名を入力します。 その情報を活用してWhaTapではHTTP callステップで表示します。
-
otel_attr_tx_url_keys String
既定値
http.url,http.route,http.target,tyk.api.path,http.url
トランザクションのサービスURL情報として活用する属性名を入力します。
-
otel_attr_tx_host_keys String
既定値
http.host
トランザクションのホスト情報として活用する属性名を入力します。
-
otel_attr_tx_method_keys String
既定値
http.method,http.request.method
HTTP Method情報として活用する属性名を入力します。
-
otel_attr_tx_status_keys String
既定値
http.status_code
トランザクションのHTTPステータスコード情報として活用する属性名を入力します。
-
otel_attr_tx_useragent_keys String
既定値
http.user_agent
トランザクションのUser-Agent情報として活用する属性名を入力します。
-
otel_attr_tx_clientip_keys String
既定値
net.peer.ip,net.socket.peer.addr
トランザクションのクライアントIP情報として活用する属性名を入力します。
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otel_attr_tx_referer_keys String
トランザクションのHTTP Referer情報として活用する属性名を入力します。
-
otel_attr_error_keys String
既定値
error.type
トランザクションのエラー情報として活用する属性名を入力します。
Metric
OpenTelemetry Metricデータ処理に関するエージェント設定オプションです。
OpenTelemetryのMetricデータ処理の詳細については、次のリンクを参考にしてください。
-
otel_metric_server_enabled Boolean
既定値
false
OpenTelemetry Metricデータ処理を活性化します。
-
otel_metric_queue_size Int
既定値
5000
Opentelemetry Metricデータ処理のためのキューサイズを設定します。
Log
OpenTelemetry Logデータ処理に関するエージェント設定オプションです。
OpenTelemetryのLogデータ処理の詳細については、次のリンクを参考にしてください。
-
otel_log_server_enabled Boolean
既定値
false
Opentelemetry Logデータ処理を活性化します。
-
otel_log_queue_size Int
既定値
5000
Opentelemetry Logデータ処理のためのキューサイズを設定します。