MySQL SQL統計
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MySQLのperformance_schema
で提供するSQL統計データ(遂行回数、実行時間、Rowの数など)で、performance_schema.events_statements_summary_by_digest
ビューを介して収集します。
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この機能は、DBXエージェント1.6.10バージョン以降に対応しています。
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events_statements_summary_by_digest
ビューの詳細については、次のリンクを参照してください。
使用する前に
MYSQL SQL統計メニューを使用するには、モニタリング対象DBで次の設定が必要です。
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データベース設定(my.cnf)でPerformance Schemaを活性化してください。
my.cnfperformance_schema = on
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モニタリングアカウントから、該当のデータを読み取りできるように照会権限を設定します。
grant select on performance_schema.* to whatap;
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DBXエージェントでオプションを設定します。
whatap.confstatements=true
1時間毎にevents_statements_summary_by_digest
からデルタ値を計算して収集します。 そのため、設定してから1時間後から収集を開始します。
基本画面ガイド
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時間から、データを照会する時間と日付を指定してください。 緑のボタンを選択して照会時間を選択することもできます。
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インスタンスから、データを照会する対象を選択してください。
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ボタンを選択してください。
上位50件のテーブルを表示します。
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日付と時間を検索するには、時計の表示を選択してください。 日付と時間テキスト領域をクリックして、日付と時間を選択するオプションを表示します。
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テーブルヘッダーの各カラムをクリックすると、選択したカラムをソートすることができます。
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並替え順で選択した項目によって照会結果を並べ替えることができます。 希望する項目を選択した上で
ボタンを選択してください。
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照会件数から、テーブルに表示する件数を設定できます。 設定が完了した後
ボタンをクリックしてください。
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参照した内容をCSV形式のファイルとしてダウンロードするには、
ボタンを選択してください。
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照会された結果一覧でquery項目を選択するとSQL詳細画面が表示されます。 詳細については次の文書を参照してください。
カラム情報ガイド
フィールド名 | 説明 |
---|---|
digest_text | SQL文 |
digest | digest_text のハッシュ値 |
schema_name | スキーマ名 |
count_star | 実行回数 |
timer_wait | すべての遂行時間(秒) |
lock_time | テーブルロックによる待ち時間(秒) |
rows_affected | 影響を受けたrowの数(insert、update、replace構文) |
rows_sent | リターンされたrowの数 |
rows_examined | server layerで検討されたrowの数 |
created_tmp_disk_tables | コマンドの実行中にサーバーが作成したディスクの臨時テーブル数の合計。回数が高い場合は、sortメモリサイズの増設を検討します。 |
created_tmp_tables | コマンドの実行中にサーバーが作成した内部臨時テーブル数の合計 |
select_full_join | インデックスを使用していないテ ーブルスキャンの数。0でなければインデックスの確認が必要です。 |
select_full_range_join | 参照テーブルでrange検索を使用したジョイン(join)数 |
select_range | 最初のテーブルでrangeを使用したジョイン(join)数 |
select_range_check | キーなしでジョイン(join)が発生した数。0でなければ確認が必要です。 |
select_scan | Drivingテーブルをフルスキャンした数 |
sort_merge_passes | sort mergeでsortされた数 |
sort_range | rangeでsortされた数 |
sort_rows | sort遂行されたrowの数 |
sort_scan | スキャンでsortされた数 |
no_index_used | クエリでどのインデックスも使用していない回数。インデックス作成を考慮する必要があります。 |
no_good_index_used | サーバーに存在する既存のインデックスのうち、使用するインデックスが見つからない回数。回数が増えるとインデックスメンテナンスが必要になります。 |
クエリプレビュー
照会された結果リストからマウスポインタをsqlカラム項目に 移動すると、クエリ文をプレビューすることができます。
クエリの詳細を見る
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SQL統計の表示: 該当SQLクエリ文に関する統計情報が確認できるSQL統計メニューへ移動できます。
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Default Bind: クエリ文で変数として設定された部分を既定値としてバインディングできます。
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Reset Bind: バインディングされた既定値を解除し、変数を確認できます。
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Formatting: SQLクエリ文にインデントおよびフォーマットを適用して可読性を高めることができます。
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Plan: Plan情報を確認するにはDB Name、User Name、Passwordを入力してから、
ボタンを選択してください。
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Text: テキスト形式でプラン情報を確認できます。
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JSON: JSON形式でプラン情報を照会すると、ボトルネックが発生した箇所がすばやく確認できます。
ノートJSON形式でプラン情報を照会する機能は、DBXエージェント1.6.12バージョン以降から対応しています。
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