Pending Podの状況
ホーム画面 > プロジェクト選択 > ワークロード > Pending Pod状況
要求事項
WhaTap Kubernetesエージェント1.7.0バージョン以降が必要です。
Pending状態のPod状況を照会して各Podの待ち原因を総合的に分析できます。 クラスタ内に多くのPending Podがあるほど、システムの効率と安定性が低下する可能性があります。 Pending状態のPodをモニタリングし、これらの問題を早期に発見して解決することで、クラスタの安定性を維持します。
Pending Pod一覧
現在Pending状態であるPod一覧を次のように照会できます。 各Pending PodごとにQoS Class、Pod名、タイムスタンプ、イベントメッセージ、ネームスペースおよびそのPodのデプロイ情報を簡単に確認できます。 Pod選択時、Pending Podの詳細を照会できます。 詳細については次の文書を参照してください。
グループ化とQoS Classの照会
オブジェクト別グループ化機能を提供します。 特定のネームスペース、ノード、またはレプリカセットに関連するすべてのPeding Pod状態の情報を簡単に確認し、問題の識別と分析に容易です。 またQoS Class別のPending状態のPod数を確認できます。 QoS Class選択時に当該QoS Classに属するPodを一覧で照会できます。
QoS Class(Quality of Service Class)についての詳細は、次の文書を参照してください。
フィルター
フィルター機能により、追加の条件別検索が可能です。 上段のフィルター選択画面の他に、一覧の各Pending Pod下段のタグを通じてフィルター機能を活用できます。 タグの選択時、そのオブジェクトに対する一致条件が追加され、条件に合うタグは青色で表示されます。
Pending Podの詳細
Pending Podの一覧でPodを選択すると、そのPodに関する詳細情報をSuggestions、 Event、Logタブを通じて次のように確認できます。
Suggestions
現在PodがPending状態にある原因と、問題解決のための様々な情報を次のように提供します。
-
QoS Classの分析
QoS Classを分析してスケジューリング推奨事項を確認できます。
-
詳細データ収集時刻
その詳細情報が収集された時間を確認できます。
-
Pending Podのイベントメッセージと問題解決の提案
イベントメッセージを確認し、これに基づいて問題の識別と解決策を提案します。
-
問題関連の情報
発生した問題に関する情報を提供します。 例えば、ボリュームマウントのプロセスに問題がある場合は、ボリューム関連の設定を案内し、ノードリソースに問題がある場合は、そのリソースを確認できる関連情報を案内します。
Event
選択したPodで実行中のコンテナのイベント情報を提供します。 コンテナマップのイベントタブと同じです。 詳細については、次の文書を参照してください。
Log
選択したPodで実行中のコンテナのログ情報を提供します。 コンテナマップのLogタブと同じです。 詳細については、次の文書を参照してください。
コンテナログは、コンテナが実行された後にのみ確認できます。 もし、Podがコンテナ実行前のPending状態にとどまっている場合は、そのPodのコンテナログは確認できません。