Object Manifest情報
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要求事項
WhaTap Kubernetesエージェント1.5.5バージョン以降が必要です。 1.5.5バージョン未満の場合は、既存のマスターメタ情報画面が提供されます。
Kubernetesマスターエージェントは、クラスターにあるPod、サービス、Replicasetなどのオブジェクトに対するマニフェストを1日に1回ずつ自動的に収集します。 該当データは日付別に保存され、ユーザーが特定の日付基準のクラスター状態を簡単に確認できます。 収集したデータは日付別の比較が可能で、時間によるクラスターの変化を把握しやすいです。
また、ユーザーは、KubernetesマスターエージェントのDeployment配布前にコンテナ環境変数を設定することで、収集時間のタイムゾーンを自由に指定できます。 当該設定方法は、次のコンテナ環境変数 の案内を参考にしてください。
コンテナ環境変数
-
store_k8s_object_manifest_enabled
既定値
true
オブジェクトマニフェスト収集機能を活性化します。 既定値が
true
であるため、別途の設定なしで収集機能が活性化されます。 -
store_k8s_object_manifest_timezone
既定値
UTC
オブジェクトマニフェスト収集のためのタイムゾーンを設定します。 別途設定がない場合、既定値の
UTC
を基準にして、午前0時に収集を開始します。-
リージョンベースのタイムゾーンまたはGMTオフセット形式で設定できます。
-
分単位の精密な時間指定に対応します。
例、
GMT+0810
のように設定することで、特定地域の非標準時間帯の指定が可能
-
-
store_k8s_object_manifest_max_fetch_limit
既定値
50
クラスターが一度にリクエストするオブジェクト数を設定します。 別途設定がない場合、既定値の
50
を基準にして1回のリクエストにつき50個ずつリクエストします。例、全体のPod数が90個のクラスタで該当オプションを
30
に設定すると、Pod情報を30個ずつ3回リクエスト
containers:
- name: whatap-master-agent
image: whatap/kube_mon
resources:
requests:
memory: 300Mi
cpu: 100m
limits:
memory: 350Mi
cpu: 200m
ports:
- containerPort: 6600
command: ['/bin/entrypoint.sh']
env:
- name: WHATAP_LICENSE
value: {PROJECT_LICENSE_VALUE}
- name: WHATAP_HOST
value: "13.124.11.223/13.209.172.35"
- name: WHATAP_PORT
value: "6600"
- name: WHATP_MEM_LIMIT
valueFrom:
resourceFieldRef:
containerName: whatap-master-agent
resource: limits.memory
# 追加された環境変数
- name: store_k8s_object_manifest_enabled
value: "true"
- name: store_k8s_object_manifest_timezone
value: "GMT+9"
- name: store_k8s_object_manifest_max_fetch_limit
value: "50"
基本画面ガイド
オブジェクトリスト
オブジェクトの種類の一覧からオブジェクトを選択すると、そのオブジェクトの一覧を確認できます。 Name、Namespace、Uid、CreatedTimeなどのオブジェクト情報が表示されます。 次の画面は、オブジェクト種類の一覧からDeploymentを選択する時の例です。
Object Manifest情報の詳細
オブジェクト一覧で 詳細を見るボタンの選択時オブジェクトマニフェスト詳細ウィンドウで選択したオブジェクトのマニフェストを照会できます。
オブジェクトマニフェストの保存時間一覧
-
そのオブジェクトのマニフェストが保存されている時間の一覧を左側で確認できます。 オブジェクトマニフェストは、毎日決まった時間に自動的に保存されます。
-
オブジェクトマニフェストの保存時間は、マスター エージェントのコンテナ環境変数
store_k8s_object_manifest_timezone
値を修正して変更できます。 -
オブジェクトマニフェストは、毎日決められた保存時間に保存されるだけでなく、警告イベントが発生した場合にも追加で保存されます。
オブジェクトマニフェストが保存される警告イベントは、WarningタイプのKubernetesイベントオブジェクトを意味します。
Kubernetesイベント連携
オブジェクトマニフェスト詳細画面でWarning
ボタンをクリックすると、次のようにKubernetesイベントを確認できます。
Kubernetesイベントの連携機能は、WhaTapマスターエージェントのバージョン1.6.1以降に対応します。
Object Manifest情報の比較
比較するトグル活性化時に保存時間リストから選択し、次のように2つのオブジェクトマニフェストを比較できます。 変更事項がある場合、ハイライトされます。
コンテナマップでのオブジェクトマニフェスト照会
コンテナ·マップでオブジェクトマニフェストを確認できます。
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ブロックを選択します。
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要約情報の画面で対象情報タブを選択し、Podまたはコンテナ情報を確認します。
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Pod、Deployment、ReplicaSet、Nodeタグの右の詳細を見るアイコンをクリックしてオブジェクトマニフェストを選択します。