Trace
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コンテナ化されたアプリケーショントレース
Kubernetesをモニタリングする場合、Kubernetes環境内で実行中のアプリケーショ ンを追跡せずにクラスターをモニタリングするだけでは、現在の状態や問題の原因を特定することは容易ではありません。
問題の原因を追跡する場合、特定のトランザクションのSQL処理の遅延、ビジネスロジックのエラーなど、アプリケーションレベルの問題である場合が多いからです。
WhaTap Kubernetesのトレース機能は、コンテナ上で実行中のアプリケーション状態のモニタリング情報を提供します。
Kubernetes上で実行中のアプリケーションを追跡するには、Java、Node.js、Pythonなどの各アプリケーションコンテナにWhaTapモニタリングエージェントがインストールされている必要があります。エージェントインストールの詳細については、次の文書を参照してください。
ダッシュー ボード
ダッシュボードは、次のようなアプリケーションのコア情報を一目で確認できます。
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Active Transaction:現在実行中のトランザクションで、トランザクションの実行時間によって色分けされます。
- 赤色(Very slow): 8秒以上
- オレンジ色(Slow): 3秒~8秒
- 青色(Normal): 0秒~3秒
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Active Transaction Count(アクティブトランザクションの推移)
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Htimap(ヒットマップ):終了したトランザクションレスポンス時間の分布図
- 横軸:トランザクションの終了時間
- 縦軸:実行時間
- 実行時間の長いトランザクションは、分布図の上部にあります。
- 特定の領域をドラッグすると、トランザクション情報を確認できます
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TPS(Transaction Per Second):毎秒処理されたトランザクション数
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Conrurrent User:同時ユーザー
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Apdex * 100(Application Performance Index):ウェブアプリケーションのユーザー満足度の測定
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HTTP Call Count:HTTP呼び出し件数
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HTTP Call Error Count:HTTP呼び出しエラー件数
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SQL Count
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SQL Error Count
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Transaction Total Conunt:トランザクション件数
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Transaction Error Conunt:トランザクションError件数
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Response Time:レスポンス時間
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Heap Memory Usage:Heap Memory使用量、使用可能な最大/現在のメモリ
- 時間の経過に伴うメモリ使用量の変化をリアルタイムに把握可能
- PythonのProcess Totalメモリ使用量
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ThreadCount:Thread件数、Node.js、Pythonを除く
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GC Count:GC回数、Node.js、Pythonを除く
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GC Old Generation Count:Old領域のGC回数、Node.js、Pythonを除く
トレース分析
ダッシュボード内Hitmapで照会を希望する区間をドラッグするとトレース分析を確認できます。トランザクション一覧から目的のトランザクションを選択した後、各トランザクションの下位のステップ情報を一度に確認できます。
トレース分析の詳細については 次の文書を参照してください。