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MSA分析

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MSA分析機能は、WhaTapのマルチTX追跡機能を使用して収集されたトランザクション間の呼び出しの割合を分析します。これに基づいて、マイクロサービス間の依存関係をインスタンス中心ではなくURLレベルで確認できます。

Microservice Architecture Pattern

例えば、A、B、C、D、Eという5つのマイクロサービスがあります。ユーザーがAを呼び出すと、ロジックに従って次のような3つの呼び出しパターンが発生すると仮定します。

  1. A→B、Cを呼び出す。
  2. A→B、Cを呼び出す。また、B→Dを呼び出す。
  3. A→B、Cを呼び出す。また、B→D、Eを呼び出す。

この3つのパターンが一度ずつ実行された場合、MSA分析では基準URLに従って関連度分析データを確認できます。

Microservice Architecture Caller & Callee

ノート

マルチトランザクション追跡に関する詳細は、次の文書を参照してください。

MSAトランザクションの統計

CallerまたはCalleeを持つすべてのトランザクションの統計は次のとおりです。

MSA分析

上記の統計データのうち、見たいURLの詳細ビューアイコン 詳細ビュー アイコンを選択すると、詳細ビューウィンドウが表示されます。詳細ビューウィンドウでトランザクションのCaller Callee概要Caller CalleeデータCaller Callee推移などの詳細データの表示が可能です。

ノート

全画面表示アイコンアイコンを選択すると、詳細を見るウィンドウが全画面で表示されます。

Caller/Calleeサマリー

Caller Callee概要タブは、次のようにURLのCaller、Callee間の依存関係の情報を表示します。この時、最大0.004、0.003など最大値が1の数字情報を表示しますが、これは全体のCallerの中で占める割合を表示します。同様に各Calleeの割合が右側にまとめて表示されます。

Caller/Calleeサマリー

上の画面から_/account/save/employee/seoul_というトランザクションを基準に、CallerとCallee同士の依存関係を分析することができます。

呼び出し元ノードと呼び出し先ノードは、次のように子ノードとして詳細化することができます。

Caller Callee 子ノードの詳細な展開

Caller & Calleeデータ

基準URL(例:/account/save/employee/seoul)のcallerとcalleeの相関関係は、次のように表で表示できます。

CallerとCalleeの相関関係

Caller/Callee推移

基準URL(/account/save/employee/seoul)と1つのcallerやcalleeとの呼び出し推移は、次のように時系列で分析できます。

Caller/Callee推移