スクリプトプラグイン
Javaエージェントが提供するプラグインオプションを通じて、ユーザーが希望するコードをトレースデータに注入するか、メソッド実行前後に付加情報を追加する方法を提供します。メソッドの開始・終了時点で特定のコードを実行する場所を設定するオプションと、ユーザー定義型poolをモニタリングするためのクラス設定方法が含まれます。実際のプラグインの適用事例を通じて具体的な活用方法を提示し、モニタリングの柔軟性と細さを高める様々な設定例とAPIの使い方を案内します。
プラグインオプション
Javaエージェントプラグインは、メソッドの開始/終了部分に挿入して実行します。プラグインを適用する場所(クラス、メソッド)は、エージェントオプションで設定できます。
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hook_trace_helper_start_patterns
メソッドの開始部分にトレースプラグインを挿入するポイント(クラス、メソッド)を設定します。プラグインコードは、_
$WHATAP_HOME
/plugin/TraceHelperStart.x_ファイルに記述してください。 -
hook_trace_helper_end_patterns
メソッドの最後にトレースプラグインを挿入するポイント(クラス、メソッド)を設定します。プラグインコードは、_
$WHATAP_HOME
/plugin/TraceHelperEnd.x_ファイルに記述してください。 -
hook_trace_helper_patterns
メソッドの開始/終了の両方にトレースプラグインを挿入するポイント(クラス、メソッド)を設定します。プラグインコードは、
$WHATAP_HOME
/plugin/TraceHelperStart.x, _$WHATAP_HOME
/plugin/TraceHelperEnd.x_ファイルにそれぞれ記述してください。 -
custom_pool_classes
ユーザー定義プールをモニタリングするには、プール使用量の情報を含むクラスを設定します。プラグインコードは、_
$/WHATAP_HOME
/plugin/CustomPool.x_に作成します。