ヒットマップ - トレース分析
アプリケーションのヒットマップウィジェットからトレース分析画面を開くと、トランザクション一覧と各トランザクションの下位ステップ情報が一緒に確認できます。 ヒットマップウィジェットで照会する領域をドラッグします。 選択した領域のトランザクション一覧と下位ステップ情報がトレース分析画面に表示されます。
エラーが発生したトランザクション情報のみを分類して確認するには、アプリケーションのヒットマップウィジェットの右上にあるエラーボタンをクリックし、チャート領域をドラッグしてください。
基本画面ガイド
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トランザクション照会件数:ヒットマップウィジェットからドラッグした領域のトランザクション一覧の数を確認できます。 最大1000件まで照会できます。
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トランザクションの分類: アクティブスタックと マルチTX、エラー項目を区分して一覧を確認できます。
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トランザクション検索:トランザクション名、エージェント名、エラー メッセージに基づいてトランザクション一覧を検索できます。
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一覧ソート:テーブルのヘッダーカラム項目をクリックすると、選択した項目に基づいてトランザクション一覧をソートできます。
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エラーが発生したトランザクション項目は、一覧に赤色で表示されます。
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テーブルでよく参照するカラムを前方に配置したり、カラムの追加および非表示などができます。 詳細は次の文書を参照してください。
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ヒットマップウィジェットから別の領域をドラッグすると、新たなトレースの分析画面を表示できます。 既存のトレース分析画面と比較して確認できます。
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表示されているトランザクション項目を他のユーザーに共有できます。 トランザクション項目を選択した状態()で、トレース分析画面 URLをコピー ボタンを選択します。 コピーしたURLアドレスを他のユーザーに共有します。 URLアドレスを受け取ったユーザーは、ブラウザアドレスバーにURLアドレスを入力すると、同じ項目をすばやく確認できます。
トレース分析
トランザクション一覧から詳細内容を確認する項目を選択します。 画面右側の選択したトランザクションに関しての詳細分析内容を表示します。 この状態で別のトランザクション項目を選択すると、選択したトランザクション項目の詳細分析内容に変更されます。
WhaTapは、トランザクションの性能を分析するために、名前やクライアント情報などの属性、トランザクションの処理性能、そして各区間別の詳細な実行履歴を収集して表示します。
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領域では、ステップ情報をさまざまな形式で確認できます。 希望する形式のタブを選択します。
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領域では、トランザクションに関する基本情報を確認できます。 左一覧のカラム項目と一致する情報です。
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:該当URLまたは各実行区間の統計データの画面が表示されます。 統計データ画面のグラフチャートで、希望する時間をクリックすると統計またはTX検索メニューに移動します。 選択した時間に基づいて統計データを照会することができます。
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左右にドラッグして、画面のサイズを調整できます。 より多くの情報を確認する際に便利な機能です。
収集するステップ(Step)の種類は次のとおりです。 ダイアグラムとテキストの色を区分して表示します。
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DB ConnectionステップSTART-END
RDBへの接続のパフォーマンスが含まれます。 ステップ情報には、名前、レスポンス時間、エラーが含まれます。
Tips連携プロジェクト管理メニューでデータベースプロジェクトを追加すると、連携したプロジェクトの性能メトリクスを照会できます。 連携プロジェクトの追加と分析についての詳細は、次の文書を参照してください。
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SQLステップSTART-END
JDBC SQLのパフォーマンスが含まれます。 ステップ情報には、接続情報、SQL文、エラーが含まれています。
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HTTP CallステップSTART-END
外部HTTPサービス呼び出しのパフォーマンスが含まれます。 ステップ情報には、url、host、port、レスポンス時間、エラーが含まれます。
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MessageステップADD
トレースを収集する過程で、非構造化のすべての間隔の履歴を収集する際に メッセージステップを使用します。
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SocketステップADD
Socketオープンを表現するステップです。
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MethodステップSTART-END
メソッド応答時間を追跡します。
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Active StackステップSTART-END
アクティブスタックに関する情報を含みます。 別のスレッドが作成し、トレースに追加する方法で収集します。
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WhaTapモニタリングサービスでは、ステップ(Step)はスパン(Span)と同じ意味で使用されます。
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2023年7月25日にリリースされたトレース分析機能の変更点を確認するには 次の文書を参照してください。
テーブルビュー
テーブルビュータブでは、トランザクションの実行過程を時間順に確認できます。
- トランザクションを実行区間別に分類し、ダイアグラムで確認できます。 全経過時間のうち、各区間別に所要された時間、最も長くかかった区間を素早く把握できます。
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ダイアグラムの各区間を選択すると、そのステップが位置するテーブルの一覧に移動します。
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赤い丸()が位置する領域は、アクティブスタックが収集された時点です。 赤い丸を選択すると、アクティブスタックボタンがあるテーブル一覧に移動できます。 アクティブスタックボタンをクリックすると、その区間で行われたステップ情報を確認できます。
ノート-
トランザクション一覧からアイコンが表示された項目で確認できます。
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アクティブスタックの詳細については、次の文書を参照してください。
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カラム選択:テーブル一覧にカラムでメモリ累積情報およびCPU累積情報を追加または非表示できます。 カラム情報は次のとおりです。
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No:ステップの実行順序
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時間:各ステップの開始時刻
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時間差:直前ステップの開始時刻から現在のステップに移るまでの待ち時間、外部要因により遅延される場合、経過時間と異なる場合があります。
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経過:各メソッドの開始から終了までの所要時間
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内容:該当ステップの詳細な実行内容
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TXT:トランザクションの基本情報および区間ごとの実行情報をTXTファイルでダウンロードできます。
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SQL:トランザクションの基本情報およびSQL実行情報をTXTファイルでダウンロードできます。
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置換値を含むダウンロード: バインド変数値を元の値に置き換え、SQL統計データをダウンロードします。 セキュリティキー(
paramkey
)が設定されている場合は、セキュリティキー入力画面が表示されます。 セキュリティキーを入力しないとダウンロードできません。 セキュリティキーに関するエージェント設定の詳細については、次の文書を参照します。 -
置換値を含まないダウンロード: バインド変数値を置き換えない状態でSQL統計データをダウンロードします。
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:トランザクションの要約情報とダイアグラムを非表示にし、テーブル一覧のみを確認できます。 ボタンをクリックすると、隠された情報を再表示します。 テーブル一覧が長い場合は、この機能を利用すると便利です。
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SQLステップを選択すると、パラメータを照会できるSQL画面が表示されます。 詳細については、次の文書を参照してください。
連携プロジェクト管理メニューでデータベースプロジェクトを追加すると、DB Connectionステップで連携したプロジェクトの性能メトリクスを照会できます。
連携プロジェクトの追加と分析についての詳細は、次の文書を参照してください。
レコード要約
トランザクションの基本情報を確認するには、レコード要約タブを選択します。 トランザクションの基本情報およびそのトランザクションが実行されたエージェント関連情報、メモリ割り当て使用量、クライアント関連情報を確認できます。
トランザクション属性
分類 | プロパティ | 説明 |
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トランザクション | TX | アプリケーションで実行されたAPIまたはURL呼び出し、そのトランザクションのパスです。 正規表現式を使用して一定の形式に変換します。 |
原本URL | 実際に呼び出されたURLパスです。 変数を含まない具体的なリクエストパスです。 元のURLがある場合は元のURL表示、元のURLがない場合は表示しません。 | |
プロジェクトコード | WhaTapモニタリングサービスに登録したプロジェクトの識別コードです。 | |
ステータス | そのトランザクションのHTTP応答ステータスのコードです。 | |
エラーレベル | そのトランザクションで発生したエラー レベルです。 WarningまたはCriticalと表示されます。 | |
エラークラス | そのトランザクションで発生したエラー関連クラスです。 | |
エラーメッセージ | そのトランザクションで発生したエラーメッセージです。 | |
経過時間 | トランザクションの実行時間です。 | |
開始時間 | トランザクションの開始時刻です。 | |
終了時間 | トランザクションの終了時刻です。 | |
ユーザーエージェント | クライアント関連情報の抽出に利用するブラウザ情報です。 | |
リファラー | クライアントがブラウザで以前に利用したページアドレスまたは流入パスです。 | |
TXID | 該当トランザクションの固有識別子(ID)です。 | |
マルチTXID | マルチトランザクションの固有識別子(ID)です。 他のアプリケーションのトランザクションと並列に実行された場合に表示されます。 | |
エージェント | エージェント名(oname) | エージェント名です。 |
エージェントID(oid) | エージェントの固有識別子(ID)です。 | |
エージェントグループ名 | okind オプションで設定されたエージェントグループ名です。 | |
エージェントグループID | エージェントグループの固有識別子(ID)です。 | |
エージェントサーバー名 | ondoe オプションで設定したエージェントサーバー名です。 | |
エージェントサーバーID | エージェント サーバーの固有識別子(ID)です。 | |
ステップ(Step) | HTTPメソッド | HTTPメソッドです。 (GET、POST、PUT、HEADなど) |
HTTPコール時間 | 外部Http Call時間です。 | |
HTTPコール件数 | 外部HTTP Call件数です。 | |
DBコネクション時間 | データベースに接続するまでにかかる時間です。 | |
SQL時間 | SQLの実行時間です。 | |
SQL件数 | SQLの実行件数です。 | |
SQLパッチ時間 | レコードの照会にかかった時間です。 ネストが発生するか、他のロジックが含まれる場合があります。 | |
SQLフェッチ数 | SQLでデータを照会したレコードの件数です。 | |
リソース(Resource) | CPU使用時間 | トランザクションの処理に使用されたCPU時間です。 |
メモリ割当量 | そのトランザクションで使用されたメモリ量です。 | |
クライアント | クライアントIPアドレス | クライアントのIPアドレスです。 |
OS | ブラウザが実行されるOS環境です。 | |
ドメイン | クライアントが接続したIPアドレスに指定されたインターネットアドレスです。 | |
国/地域 | クライアントの国の情報です。 | |
都市 | クライアントの国内の都市情報です。 | |
クライアントタイプ | クライアントが利用したブラウザの種類です。 | |
クライアント名 | クライアントが利用したデバイス名です。 | |
WClientID | クライアントの固有識別子です。 | |
Method | methodCount | トランザクションで呼び出されたメソッドの数です。 |
methodTime | メソッドの実行にかかった時間です。 |
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アプリケーションの種類や設定、ステップの種類によって収集する情報は異なる場合があります。
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エラー関連項目は、そのトランザクションでエラーが発生した場合に表示されます。
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トランザクション属性の一部は、統計機能を提供します。 ボタンを選択すると、時系列チャートを通じて照会時間中に発生したトランザクション状況を把握できる画面が表示されます。 チャート内の棒グラフを選択すると、分析 > TX検索メニューに移動して詳細照会できます。
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WhaTapは、クライアントに関する情報をデフォルトで保存します。 ユーザーデータの収集に関するエージェント設定の詳細については、次の文書を参照してください。
ツリービュー
トランザクションの実行過程をツリー形式で確認するには、ツリービュータブを選択します。 各トランザクションとそれに属するトレースの詳細、トレースの開始時刻と所要時間、呼び出し関係を確認できます。 ダイアグラムの各区間を選択すると、そのステップが位置するツリービューに移動します。
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一行:各区間別の実行情報に表示されたテキストを一行で表示し、ツリー形式をシンプルに整理できます。
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複数行:各区間別の実行情報に表示されたテキストを改行してすべて表示します。
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最長経路:最長の経路で移動できます。
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タイムバーの表示:経過時間を棒チャートで表示します。
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時間を表示する:各区間ごとのタイムスタンプ、ギャップ、経過時間をテキスト形式で表示します。
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8秒以上:超過遅延状態で赤色で表現します。
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3秒以上8秒未満:遅延状態でオレンジで表現します。
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3秒未満:正常な状態で青色で表示します。
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