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ユーザー数

Javaウェブアプリケーションサーバーに接続されたユーザー数をエージェント設定を通じて集計する方法を案内します。リアルタイムのユーザー集計の活性化有無の設定、ユーザー数を集計するためのクッキー制限設定、IPアドレスまたはHTTPヘッダーの特定値に基づいたユーザーの集計方法、クライアントIP情報追跡のためのHTTPヘッダー設定などを含みます。

  • trace_user_enabled Boolean

    既定値 true

    リアルタイムのユーザー集計の有無を設定します。ユーザー追跡オプションが重複設定されている場合、動作の優先順位は次のとおりです。

    1. trace_user_using_ip / wclient_using_ip
    2. trace_user_using_jsession
    3. user_header_ticket / wclient_header_ticket
    ノート

    Javaエージェント 2.2.0バージョン以降の場合、wclient_using_ipwclient_header_ticketオプションをご利用ください。

  • trace_user_cookie_limit / wclient_cookie_limit Int

    既定値2048

    ユーザー集計のためにクッキーを発行する場合、既存のクッキーが多い場合、クッキーオーバーフローが発生する可能性があります。これを防止するため、limitを設定します。

    ノート

    Javaエージェント 2.2.0バージョン以降の場合は、wclient_cookie_limitオプションを使用して下さい。

  • trace_user_using_ip / wclient_using_ip Boolean

    既定値 true

    リアルタイムユーザーをIPアドレスで集約します。IPアドレスでなく、クッキーでユーザーを区分したい場合は、値をfalseに変更してください。

    ノート

    Javaエージェント 2.2.0バージョン以降の場合は、wclient_using_ipオプションを使用して下さい。

  • user_header_ticket / wclient_header_ticket String

    HTTP Headerの特定の値でユーザー数を集計する場合は、その対応するKey値を設定します。 モバイルクライアントの場合、ユーザ区分にheaderを使用する場合は、次のオプションが利用できます。

    whatap.conf
    user_header_ticket=login
    ノート

    Javaエージェント 2.2.0バージョン以降の場合は、wclient_header_ticketオプションを使用して下さい。

  • trace_http_client_ip_header_key String

    クライアントIP(Remote IP)情報を特定HTTPヘッダーの値に変更して設定する機能です。プロキシ(Proxy) 環境では、X-Forwarded-Forヘッダーの値をクライアントIPとして設定できます。

    WEB/WAS の前にL4 などのロードバランサーが設置されている場合、クライアントのIPアドレスではなく、L4 のIPアドレスがRemote Adressである場合があります。この状況でクライアントのIP情報がHTTPヘッダーに特定キーの値として記録される場合は、そのキー値に置き換えることができます。

  • trace_user_using_jsession Boolean

    既定値false

    リアルタイムユーザーをSESSIONIDベースで集計します。