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エージェントの通信設定

エージェントがアプリケーションサーバーから収集したデータをサーバーに転送するためのネットワーク設定方法を案内します。主な設定オプションとしては、収集サーバーホスト、ポート、タイムアウト値、ネットワーク転送サイズ、データ転送キューサイズなどがあり、エージェントの効率的なデータ管理と安定したサーバー通信を保証するために重要です。

  • whatap_server_host ip_address

    既定値127.0.0.1,127.0.1

    エージェントが収集したデータを送信するサーバーを設定します。収集サーバーの二重化により2つ以上のIPアドレスを持つ場合は、コンマ(,)を区切り文字として使用します。設定するIPアドレスには収集サーバーであるproxyサーバーがリスニング(Listening)状態でサービスする必要があります。

  • whatap_server_port tcp_port

    既定値6600

    収集サーバーのポートを設定します。ポートは1つだけ設定できるので、whatap_server_hostオプションに設定した収集サーバーは同一のポートを使用する必要があります。

  • tcp_so_timeout MiliSecond

    既定値60000

    収集サーバーと通信するTCPセッションのSocket Timeout値を設定します。

  • tcp_connection_timeout MiliSecond

    既定値5000

    収集サーバーと通信するTCPセッションのConnection Timeout値を設定します。

  • net_send_max_bytes Byte

    既定値5242880

    エージェントがデータを収集して、ネットワークに一度に送信できる最大byteサイズです。

  • net_send_queue1_size Int

    既定値256

    トレース情報とアクティブスタックを除く、データ転送に使用するQueueのサイズを設定します。設定するサイズが10以下の場合は、10に設定します。

  • net_send_queue2_size Int

    既定値 512

    トレース情報とアクティブスタックデータの転送に使用するQueueのサイズを設定します。設定したサイズが10以下の場合は、10に設定します。