DB、SQL
データベース及びSQL性能データ収集のためのJavaエージェントの様々なオプションを案内します。DBCP、Hikari、Tomcatなど様々なDB接続プール(Connection Pool)情報の追跡及びSQL実行の詳細を記録できます。また、SQLパラメータ情報の記録、DB接続漏れの追跡など、性能最適化に欠かせない情報収集オプションを提供します。
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dbcp_pool_enabled Boolean
既定値
true
JMXを使わず、DBCPのDB Connection情報を追跡するために使用します。
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hikari_pool_enabled Boolean
既定値
false
JMXを使わず、hikari poolのDB Connection情報を追跡するために使用します。
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tomcat_ds_enabled Boolean
既定値
false
JMXを使ってTomcat DB Connection Pool情報を追跡する機能を活性化します。
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tomcat_pool_enabled Boolean
既定値
true
JMXを使わずにTomcat DB Connection Pool情報を追跡する機能を活性化します。
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weblogic_ds_enabled Boolean
既定値
false
JMXを使ってWeblogic DB Connection Pool情報を追跡する機能を活性化します。
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weblogic_pool_enabled Boolean
既定値
true
JMXを使わずにWeblogic DB Connection Pool情報を追跡する機能を活性化します。
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jeus_pool_enabled Boolean
既定値
true
JMXを使わずにJEUS DB Connection Pool情報を追跡する機能を活性化します。
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profile_connection_open_enabled Boolean
既定値
true
トレース履歴にDBConnectionオープン情報を記録します。
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trace_dbc_close_enabled Boolean
Java Agent v2.2.3 or later
既定値
false
profile_connection_open_enabled
の値がtrue
の場合のみ動作します。トレース履歴にDBConnectiondのクローズ情報を記録します。ノートJavaエージェント2.2.3バージョン前では
profile_dbc_close
オプション名を使用します。 -
profile_sql_param_enabled Boolean
既定値
false
トレース履歴にSQLパラメータ情報を記録するときに使用します。パラメータは、別途のセキュリティ キーを入力しないと照会できません。
ノート-
Javaエージェント2.2.2バージョン以前:セキュリティキーは、WASサーバー_
${WHATAP_AGENT_HOME}
/paramkey.txt_ファイル内に6桁で作成します。paramkey.txtファイルが存在しない場合は、ランダム値で自動生成します。 -
Javaエージェント2.2.2バージョン以降:セキュリティキーは、WASサーバー_
${WHATAP_AGENT_HOME}
/security.conf_ファイル内にparamkey
キー値を確認してください。security.confファイルが存在しない場合は、paramkey
キー値をWHATAPで自動生成します。 -
セキュリティキー設定ファイルの詳細については、次の文書を参照してください。
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profile_sql_resource_enabled Boolean
既定値
false
トレースからSQLを収集する場合、そのステップで使用したCPUとメモリ使用量を追跡します。
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profile_update_count Boolean
既定値
false
executeUpdate()
メソッドを通じてSQL UPDATE文を実行した場合、UPDATE件数を収集します。 -
custom_pool_classes String
pre-defineされない別途のConnection Poolを使用する場合は、そのクラス名を設定します。
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ds_update_interval MiliSeconds
既定値
5000
DB Connection情報のCount間隔を設定します。
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profile_position_sql Boolean
既定値
false
SQLを実行する時点のStackTraceを記録します。
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profile_sql_param_length Int
既定値
40
SQLパラメータの長さを設定します。
ノート最大値は128です。その以上の値を入力してもパラメータは128まで保存します。
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trace_dbc_leak_enabled Boolean
既定値
false
DBConnection Leakを追跡する機能を有効にします。
注意Connection Wrapperを使用してLeakを追跡するため、運営サービスに影響を与える可能性があります。必ずテストしてから適用してください。
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trace_dbc_leak_fullstack_enabled Boolean
既定値
false
DBConnection Leakが検出された場合、その時点のStackTraceを収集します。
注意ピークタイム(Peak Time)にはなるべく適用しないでください。オプションを適用すると、CPU使用量が多少増加する可能性があります。問題解決用途にのみ一時的に適用することをお勧めします。
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trace_sql_normalize_enabled Boolean
既定値
true
SQL文からリテラル部分を抽出し、SQL文を正規化する機能を活性化します。
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profile_error_jdbc_fetch_max Int
既定値
10000
SQL Fetch Count(
ResultSet.next()
呼び出し件数)が設定した値を超えると、TOO_MANY_RECORDSエラーで処理します。0
に設定するとエラー処理されません。 -
profile_error_sql_time_max Int
既定値
30000
SQLの実行時間が設定した値を超えると、SLOW_SQLエラーで処理されます。
0
に設定する場合、エラー処理は実行されません。 -
hook_connection_open_patterns String
DB Connection Open時に呼び出すメソッドを登録します。事前設定していないConnection PoolのgetConnectionを登録するのが一般的です。
Examplehook_connection_open_patterns=mypool.ConPool.getConnection
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hook_jdbc_con_classes String
未登録のJDBC Connectionクラスを指定します。
Examplehook_jdbc_con_classes=mypool.ConPool
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hook_jdbc_pstmt_classes String
未登録のjdbc Prepared Statementクラスを設定します。生成者パラメータにSQL文字列が伝達される構造である必要があることに注意してください。
Examplehook_jdbc_pstmt_classes=org.apache.derby.impl.jdbc.EmbedPreparedStatement
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hook_jdbc_cstmt_classes String
未登録のjdbc Callable Statementクラスを設定します。
Examplehook_jdbc_cstmt_classes=org.apache.derby.impl.jdbc.EmbedCallableStatement
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hook_jdbc_stmt_classes String
未登録のJDBC Statementクラスを設定します。
Examplehook_jdbc_stmt_classes=org.apache.derby.impl.jdbc.EmbedStatement
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hook_jdbc_rs_classes String
未登録のJDBC ResultSetクラスを設定します。
Examplehook_jdbc_rs_classes=org.apache.derby.impl.jdbc.EmbedResultSet
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hook_jdbc_wrapping_driver_patterns String
DB2ドライバーのように難読化したJDBCドライバーは、
hook_jdbc_xx
オプションで直接BCIが難しいです。このような場合、Wrapper方式でSQLを追跡できます。このとき、Driver.connect
を設定して追跡します。 -
debug_dbc_stack_enabled Boolean
既定値
false
DB Connection時点のStackTraceをトレースに保存します。アプリケーションで使用するConnection Pool情報を取得するために使用します。
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ignore_sql_hash_set String
Java Agent v2.2.4 or later
該当オプションに入力したSQLハッシュ値と一致するSQL文は無視するように設定できます。