エージェント機能の制御
Javaアプリケーションサーバーのモニタリングのためのエージェント機能を細かく調整する方法を案内します。エージェントの活性化・非活性化、トランザクションと性能カウンターの追跡、OS情報収集などの機能を含み、各機能を制御する様々な設定オプションを確認できます。
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shutdown Boolean
既定値
false
true
場合は、エージェントのすべての動作を停止し、サーバーとの接続を終了します。 -
enabled Boolean
既定値
true
機能のすべてを有効にします。
false
の場合でも、サーバーと最小限の通信を維持するために情報が送信されます。 -
transaction_enabled Boolean
既定値
true
トランザクション追跡機能を有効にします。ヒットマップに記録されるトランザクション情報に対応します。
enabled
オプションが'false
の場合、無効にします。 -
counter_enabled Boolean
既定値
true
パフォーマンスカウンターを追跡する機能を有効にします。アクティブトランザクション数およびユーザ数、JVMリソースの使用量、Process CPUの使用量、DB Poolの使用量情報などが含まれます。
enabled
オプションがfalse
の場合、無効にします。 -
stat_enabled Boolean
既定値
true
統計情報を追跡する機能を有効にします。5分単位で収集するトランザクション、SQL、HTTPCALL、UserAgent、Client IPなどの統計データなどが含まれます。
enabled
オプションがfalse
の場合、無効にします。 -
sigar_enabled Boolean
既定値
false
sigarライブラリによるOS情報の収集を有効にします。sigarライブラリを通じて5秒単位で収集するCPU、Memory、DiskなどのOSリソースデータが含まれます。
enabled
オプションがfalse
の場合、無効にします。ノート-
whatap.agent.2.1.0バージョン以下では既定値は
true
です。whatap.agent.2.1.0バージョン以降では既定値はfalse
です。 -
Java 1.6以下のバージョン環境では、
sigar_enabled=true
オプションを追加してsigarライブラリを有効にし、パフォーマンス指標を収集できます。
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active_stack_enabled Boolean
既定値
true
アクティブスタックの追跡を有効にします。スタックメニューのトップスタック、ユニークスタック、アクティブスタックが対象です。
enabled
またはcounter_enabled
オプションがfalse
の場合、無効にします。 -
license String
エージェントのインストール時にサーバーから付与されたアクセスキーを入力します。 アクセスキーは、エージェントが属するプロジェクトとセキュリティ通信のためのパスワードキーが含まれます。
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cypher_level aes_bit [128, 256]
既定値
128
AESセキュリティアルゴリズムの暗号レベルを設定します。256ビットまで拡張できます。AES256暗号化の設定については、次の文書を参照してください。
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encrypt_level encrypt_level [1, 2, 3]
既定値
2
WhaTapエージェントは、サーバーにデータを送信する際、データ属性に基づいて選択的に暗号化します。高いセキュリティを維持しながらも、パフォーマンス上の利点を持っています。データ タイプに関係なく、一括した暗号化ポリシーを適用するには、次のオプションを参照してください。
1
:暗号化送信機能を無効2
:SQLパラメータ、Plain Textなどの機密属性の暗号化された転送3
:すべての項目の暗号化送信
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stat_ip_enabled Boolean
既定値
true
プロジェクトのサイドメニューの中、統計 > クライアントIPのメニューでIP統計の使用有無を有効にします。
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realtime_user_enabled Boolean
既定値
true
プロジェクトのサイドメニューの中、ダッシューボード > アプリケーションメニューで確認できる指標のうち、同時接続ユーザー指標の収集有無を設定します。
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hook_direct_patch_classes ClassFile_FullPath
特定のクラスをロードタイムに置き換えるときに直接使用します。クラスをコンパイルしてから別のファイルを作成し、そのファイルの完全パスを設定します。
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active_stack_second Seconds
既定値
10
アクティブスタックを追跡する間隔を設定します。
注意指定された既定値を変更しないことをお勧めします。
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boot_redefine_size Int
既定値
100
エージェントをAttach方式またはWatcher方式でインストールされている場合、すでにロードされているクラスの追跡のためにBCIを新たに実行します。このとき、同時にredefineするクラスの数を設定します。
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trace_component_enabled Boolean
既定値
true
プロジェクトのサイドメニューの中、インスタンス性能管理 > ライブラリバージョンのメニュー機能を有効にします。
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realtime_user_thinktime_max / wclient_thinktime_max MiliSeconds
既定値
300000
リアルタイムにブラウザのユーザー数を測定する場合、同じユーザーとして認識される呼び出し間隔の最大値を設定します。
ノートJavaエージェント 2.2.0 バージョン以降の場合は、
wclient_thinktime_max
オプションを使用します。 -
time_sync_interval_ms MiliSeconds
既定値
300000
エージェントとサーバー間で同期化する時間の間隔を設定します。同期しない場合は、
0
に設定します。 -
detect_deadlock_enabled Boolean
既定値
false
Javaスレッドがデッドロック(DeadLock)しているかどうかをチェックして検知する場合、イベントを発生させます。発生間隔は5秒単位です。同じDeadLockに対するイベントは1時間に1回だけ発生します。
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text_reset Int
既定値
0
WhaTapエージェントは、送信されるテキストタイプのデータをhash処理するため、翌日まで再送信されません。以前の設定値と異なる値を入力する場合は、再度送信します。
ノートトランザクションURL、SQL Stringなどがテキストタイプデータに対応します。