Tomcat
環境変数の追加
Tomcatアプリケーションサーバー環境でJavaモニタリングエージェントを効果的に使用するために必要なJVMオプションを追加する方法を案内します。使用するOSに合わせて設定してください。
Linux
catalina.shファイルの先頭にJAVA_OPTS
環境変数を追加します。
########## WHATAP START ############
WHATAP_HOME=/whatap
WHATAP_JAR=`ls ${WHATAP_HOME}/whatap.agent-*.jar | sort -V | tail -1`
JAVA_OPTS="${JAVA_OPTS} -javaagent:${WHATAP_JAR} "
########## WHATAP END ############
ls ${WHATAP_HOME}/whatap.agent-*.jar|sort -V|tail-1
項目は、エージェントのアップデートで最新のWhaTapエージェントを適用します。
Windows
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setup.batファイルを実行した場合
catalina.batファイルの先頭に
JAVA_OPT
環境変数を追加します。{Tomcat_PATH}/bin/catalina.batrem ########## WHATAP START ############
set WHATAP_HOME=C:\whatap
for /f %%f in ('dir /b /on "%WHATAP_HOME%\whatap.agent-*.jar"') do set last=%%f
set WHATAP_JAR=%last%
set WHATAP_OPTS=-javaagent:%WHATAP_HOME%\%WHATAP_JAR%
if "x%JAVA_OPTS%"=="x" goto setWhatap
set JAVA_OPTS_TMP=%JAVA_OPTS:"=%
if not "x%JAVA_OPTS_TMP:whatap=%"=="x%JAVA_OPTS_TMP%" goto endWhatap
:setWhatap
set JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% %WHATAP_OPTS%
:endWhatap
rem ########## WHATAP END ############ -
TomcatをWindowsインストーラーでインストールした場合
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開始 > Apache Tomcat
X.Y.Z.
> Configure Tomcatを選択します。 -
Javaタブを選択します。
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Java Optionsテキストボックスに
-javaagent
オプションを追加します。
-javaagent:{WhaTapインストールパス}/whatap.agent-X.Y.Z.jar
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Java 17バージョン以降
Java 17 以降では、reflectionに関する次のオプションを追加します。
--add-opens=java.base/java.lang=ALL-UNNAMED
ヒープヒストグラム照会
WhaTapのJavaモニタリングでは、JVMメモリのヒープ占有オブジェクト現況(ヒープメモリ上のオブジェクト別サイズ)を照会できる機能を標準として提供します。 アプリケーション > インスタンスパフォーマンス分析メニューからヒープヒストグラムタブを選択してください。
Java 6~8バージョンでは、JVMオプションなしで標準対応しますが、一部のJavaバージョンによっては次のようにJVMオプションを適用する必要があります。
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Java 9 ~ Java 15バージョン
-Djdk.attach.allowAttachSelf=true
examplejava -javaagent:{WHATAP_HOME}/whatap.agent-X.Y.Z.jar -Djdk.attach.allowAttachSelf=true -jar {application.jar}
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Java 16バージョン以降
-Djdk.attach.allowAttachSelf=true
--add-opens=jdk.attach/sun.tools.attach=ALL-UNNAMEDexamplejava -javaagent:{WHATAP_HOME}/whatap.agent-X.Y.Z.jar -Djdk.attach.allowAttachSelf=true --add-opens=java.base/java.lang=ALL-UNNAMED --add-opens=jdk.attach/sun.tools.attach=ALL-UNNAMED -jar {application.jar}
Java 5以前の旧バージョン、IBM Javaには対応していません。
次の段階
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オープンソース追跡
アプリケーションで使用するフレームワークやオープンソースライブラリによって、エージェントオプションの追加が必要になる場合があります。 たとえば、フレームワークやオープンソースでspring-boot-3.x、feign-client-11、okhttp3-4.4使用の際は、次のようにオプションを設定します。
whatap.confweaving=spring-boot-3.0,feign-11,okhttp3-4.4
ユーザーのアプリケーション環境に合わせたフレームワークやオープンソースライブラリを設定する方法は、次の文書を参照してください。
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インストールの点検
プロジェクトの作成とエージェントのインストール、JVMオプションまですべて適用したら、次の文書でチェック事項を確認します。
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インストール問題の解決
エージェントをインストールする際に発生する可能性がある問題と、これを解決するための具体的なガイドを提供します。 ファイアウォールの設定、SpringBoot及びTomcat JMXの設定、OSGIフレームワーク使用サーバーの設定など、様々な状況に対する解決策を案内します。 詳細については、次の文書を参照にしてください。
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エージェント設定
エージェント設定(whatap.conf)ファイルにオプションを適用して、モニタリングのための様々な機能を提供します。 デフォルト設定から、サーバーの接続とデータ転送の設定、複数のアプリケーションサーバーの設定ファイルの管理方法、トランザクションの追跡などが含まれます。 詳細については、次の文書を参照にしてください。
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モニタリングの開始
すべての設定を完了してから、アプリケーションサーバーを再起動します。 エージェントが情報の収集を開始します。 まず、アプリケーションメニューでモニタリングデータが収集されていることを確認します。 アプリケーションメニューの詳細については、次の文書を参照にしてください。