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TXマップ

ホーム画面 > プロジェクト選択 > ダッシュボード > TXマップ

TXマップチャートは、終了した個別トランザクションのリスポンス時間を分布図の形で表現したチャートです。 ヒットマップと同様に分布パターンによる問題点を発見し、分析可能です。 ヒットマップは5秒単位でトランザクションをグループ化して表示しますが、TXマップは、トランザクションを個別に表示します。

トランザクションマップ

情報

Service 2.2.0リリーズを通じて変更された事項は次のとおりです。

  • リアルタイムで最大5分、過去時点で最大10分までデータを照会することができます。 (既存:リアルタイムで最大5分限定)

  • 過去時点のデータを照会する場合、サーバーから受信したデータをフィルタリングできます。

  • トレース分析ウィンドウを通じて照会できるデータ数が100件から1000件に増えました。

  • トランザクションとエラー数をリアルタイムで表示します。

  • TOP 30一覧とチャート領域にキーボードイベントを追加しました。 キーボード方向のボタンを選択すると、目的の位置に移動できます。

TXマップメニューの改編に関する詳細は、次のリンクを参考にしてください。

Tips

ヒットマップ分析と違う点は?

ヒットマップ チャートは、特定の区間におけるトランザクションの発生数を合計して表示します。 発生数の多い場所を色の違いで表現しています。 ヒットマップの場合は、区間ごとの合算データを別々に保存しており、比較的長い時間の推移も確認できます。 しかし、トランザクションを合計して表示するため、個別のトランザクション情報を知ることは困難です。

  • 長期間・大容量のトランザクション分布図を分析するには、ヒットマップ分析(分析 > ヒットマップ)をご利用ください。

  • パフォーマンステストのトラブル状況で1~5分以内にトランザクションの分布図の分析を行い、実行時間の制限なしでトランザクションの分布図を確認するには、TXマップを確認してください。

ノート
  • ヒットマップメニューの詳細については、次の文書を参照してください。

  • ヒットマップTXチャートの分析方法の詳細については、次の文書を参考にしてください。

  • サーバー時間よりユーザーのPC時間が過去に設定された場合、サーバー時間とユーザーのPC時間に5分以上差がある場合、データがチャートに出力されないことがあります。

トレース分析

TXマップのチャート領域をドラッグすると、詳細なトランザクション情報が確認できるトレース分析ウィンドウが表示されます。 トランザクション一覧と各トランザクションの下位ステップの情報を一度に確認できます。

トレース分析

チャート領域をドラッグした後トレース分析ウィンドウで照会できるデータは、最大1,000件です。

ノート

トレース分析の詳細は、次の文書を参照にしてください。

照会基準の変更

TXマップのチャート領域、左上のボタンを選択してデータ照会基準を変更することができます。

  • 経過時間:トランザクションが実行された経過時間に基づいてデータを照会します。

  • HTTPコール時間:HTTP呼び出しに対するリスポンス時間に基づいてデータを照会します。

  • SQL時間:SQLフェッチ時間に基づいてデータを照会します。

チャート領域の右上のErrorボタンを選択すると、エラーが発生したトランザクションのみを照会できます。 この状態でチャートのトランザクションをドラッグすると、エラー状態のトランザクションリストが表示されたトレース分析ウィンドウを開くことができます。 もう一度全体のトランザクションを照会するには、Totalボタンを選択してください。

Tips

チャートの左上の上方向アイコンまたは下方向アイコンボタンを選択すると、Y軸の最大値を簡単に変更できます。 また、キーボードの上または下方向のボタンを押して、同じ機能を利用できます。

ノート

TXマップのチャートに表示されるトランザクションの最大数(Limit)は、2,000,000個です。

過去のデータ参照

TXマップは、リアルタイムモニタリングを基本的に提供します。 既定値として5分間のデータをリアルタイムで照会できます。 タイムセレクターの緑のボタンをクリックして、希望の照会時間を選択してください。

過去のデータを照会するには、タイムセレクターで一時停止アイコンボタンを選択してください。 非リアルタイムモードに変更され、最大10分までのトランザクションデータを照会できます。

過去のデータ参照

希望する日時を設定した上で適用ボタンを選択してください。 ユーザーが設定した時間を基準にTXマップのチャートデータを更新します。

ノート
  • 過去の照会範囲は、トランザクションの量によって異なる場合があります。

  • 過去のデータを照会してからリアルタイムモードに切り替えるには、再生アイコン ボタンを選択してください。

フィルター適用

過去のデータを照会すると、フィルターを適用して希望するデータを素早くフィルタリングすることができます。

  1. タイムセレクターで一時停止アイコンボタンを選択すると、フィルター入力ボックスが表示されます。

    フィルター

  2. フィルター入力ボックスを選択すると、選択できるフィルター項目が表示されます。 選択できる項目は次のとおりです。

    • 経過時間
    • TX
    • ドメイン
    • IP
  3. フィルタリングできる値がリストされている場合は、目的のアイテムを選択してください。

    ノート

    フィルター項目で経過時間を選択すると、ユーザーが直接時間を入力する必要があります。 単位はミリ秒(ms)です。

  4. 検索アイコンボタンを選択してください。

Top 30一覧とTXマップチャートにフィルタリングしたデータを更新します。

ノート
  • 複数の条件を設定してフィルタリングすることができます。 追加した条件は、&&を基準として適用されます。 例えば、トランザクションが/account/save/employee/seoulでありながら経過時間が3秒以上の場合は、次のように適用できます。

    TX = /account/save/employee/seoul 経過時間 (ms) >= 3

  • 経過時間は追加で適用できません。

エージェントの確認

エージェント接続状態を確認する

エージェント接続状態

画面の左上のタイムピッカーの右側には、プロジェクトに関連したエージェントの状態を確認できる情報が表示されます。 この機能で、モニタリング対象サーバーの動作有無がすぐに確認できます。

  • Total: プロジェクトに関連付けられているすべてのエージェントの数

  • Active: 活性化されたエージェントの数

  • Inactive: 非活性化状態のエージェント数

  • エージェント表示アイコン: 非活性化されたエージェントを表示または非表示します。

エージェント別モニタリング

エージェント選択

基本的に、チャートにはすべてのエージェントから収集した指標を表示しますが、エージェントごとのデータ照会もできます。 タイムピッカーの下にあるエージェントを1つ以上選択してください。 選択したエージェントのトランザクションデータをチャートに更新します。

Tips

エージェントを1つ以上選択した状態で再度すべてのエージェントを選択するには、選択を解除するか、Totalを選択してください。

ノート

プロジェクトに接続されたエージェントの数が多い場合は、エージェント名を短く設定することをお勧めします。 エージェント名の設定に関する詳細は、次の文書を参照にしてください。

分類別エージェントモニタリング

分類によるエージェントの選択

エージェント設定で分類されたグループ単位でエージェントを選択してモニタリングできます。

  • エージェント: 個別エージェントまたはすべてを選択できます。

  • 種類別: エージェント設定でwhatap.okindに分類されたグループ単位でエージェントをモニタリングします。

  • サーバー別: エージェント設定でwhatap.onodeに分類されたグループ単位でエージェントをモニタリングします。

  • 種類別エージェント: エージェント設定でwhatap.okindに分類されたエージェントの一覧のみをモニタリングします。

  • サーバー別エージェント: エージェント設定でwhatap.onodeに分類されたエージェントの一覧のみをモニタリングします。

ノート

エージェント設定の詳細については次の文書を参照してください。

エージェントを検索する

プロジェクトに接続されたエージェントの一覧が多く、見つけるのが難しい場合は、エージェント検索機能を利用します。 画面の左上にある検索アイコン検索ボタンをクリックすると、文字列を入力するボックスが表示されます。

エージェント検索

入力した文字列に一致するエージェントのみが、エージェント一覧に表示されます。 検索したエージェントに基づいてダッシュボードのデータをフィルタリングするには、文字入力ボックスの右側にある選択するボタンを選択します。

ノート

選択したエージェント項目を初期化するには、エージェント選択オプションの右側にTotalボタンをクリックします。

Total

上位一覧を確認する

Top 30セクションでは、TXおよびドメインIPエージェントを基準としてトランザクションの実行数の多い上位30のリストを表示します。

  • TX:トランザクションURLに基づいて集計された上位30個のリストを確認することができます。

  • ドメイン:クライアントが接続したIPアドレスに指定されたインターネットアドレスに基づいて集計された上位30のリストを確認することができます。

  • IP:クライアントのIPアドレスに基づいて集計された上位30のリストを確認することができます。

  • エージェント:当該プロジェクトに含まれるエージェントに基づいて集計された上位30のリストを確認することができます。

リストで個別項目を選択するとTXマップチャートに選択した項目に基づいてデータを反映します。 複数の項目を複数選択するには、Ctrl(Windows/Linux) またはCMD(Mac) キーを押したまま、目的の項目をクリックします。

Top 30

Tips

Top 30セクションのリストで、キーボードの上または下方向のボタンを押して項目を移動できます。

ユーザーIPアドレスを追加

TOP 30セクションのIP基準でトランザクションの実行件数を照会する時、特定のIPアドレスを追加して常時確認できる機能を提供します。

  1. TOP 30セクションでIPを選択します。

    IP

  2. 一覧の一番上の入力欄に特定のIPアドレスを入力します。

  3. 追加アイコンボタンを選択します。

IP

一覧の一番上に入力したIPアドレスが固定されて表示されます。

ノート

追加したIPアドレスを削除するには、削除アイコンボタンを選択します。

ユーザーカスタム項目のモニタリング

特定のトランザクション、ドメイン、IPをカスタムタブに追加して、応答時間の分布図チャートで選択した項目だけを確認できる機能を提供します。 これにより、ユーザーは問題が発生する特定のアイテムを効率的にモニタリングして分析できます。

  1. カスタムタブを選択します。

  2. TXまたはドメイン, IP項目で希望する値を直接入力するかTop 30一覧から提供する項目を選択できます。

    カスタム

    ノート

    希望する項目を検索して選択できます。

  3. 追加した項目を選択します。

    カスタム

選択した項目の応答時間の分布図が、右のチャートにリアルタイムでフィルタリングされることを確認できます。

ノート

追加したカスタム項目を削除するには、削除アイコンボタンを選択しまます。