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サポート環境

情報

この文書は、CUBRIDモニタリングV2を基準に作成されました。 CUBRIDモニタリングV1文書については、次の文書を参照してください。

CUBRIDモニタリングを開始する前に、次のサポート環境を確認してください。

データベース対応バージョン

CUBRID 9バージョン以降に対応します。

ノート
  • エージェントをインストールするサーバーには、Java 8以降のインストールが必要です。

  • データベースサーバーは、DBXエージェントがDBポートにアクセスできるように、Inbound接続を許可する必要があります。

  • DBXエージェントがWhaTapサーバーにデータを転送できるように、6600ポートのOutboundを開く必要があります。

エージェントの最小インストール仕様

  • CPU: 1コアあたり約20個のエージェントのインストールが可能(DBサーバーの負荷によって変動可能)

  • メモリー: 200MB

  • ディスク: 100MB(エージェントスペース50MB + ログファイル作成スペース50MB)

ノート

エージェント数による最小インストール仕様

エージェントインストール数CPUメモリディスク
10個1コア2GB1GB
20個1コア4GB2GB
40個2コア8GB4GB

エージェント方式

DBエージェントは、次のような方式で基本動作します。

  • 遂行周期: 5秒(デフォルト値)

  • 実行クエリ数: 5~6個

  • 速度: サーバーの負荷が正常な場合、1秒以内に終了

  • 最大2つのセッション(5秒収集セッション、その他の情報収集セッション)

収集クエリのタイムアウトが発生すると、DBエージェントは負荷を最小化するために次の方法で動作します。

  • 以前の収集クエリが終了するまで、新しい収集クエリを実行しません。

  • タイムアウトが12秒を超えた場合(リフレッシュ周期が2回を超えた場合)は、セッション終了後に再接続します。

  • 3回以上タイムアウトが発生した場合は、10秒待機してから再試行します。

ノート

DBサーバーの負荷状態によって収集クエリの結果がWhaTapモニタリングサービス画面に出力されるまでに長い時間がかかったり、タイムアウトが発生することがあります。

エージェント構成

WhaTapのデータベースモニタリングサービスは、エージェントと収集サーバーで構成され、エージェントと収集サーバーの間でセキュリティのためにデータを暗号化します。外部ライブラリを使用していないため、インストールやアップデートのためにシステムを再起動する必要はありません。

  • WhaTapデータベースモニタリングサービスは、データベースサーバーにエージェントをインストールしなくても、別のエージェントサーバーでモニタリングすることができます。ユーザーの環境に柔軟に対応できます。

    他のエージェントサーバーにインストール可能DBサーバーにインストール可能DBリソースモニタリング(XOS) 可能

  • XOSエージェントは、データベースサーバーのプロセス使用状況をモニタリングできる付加オプションエージェントです。データベースサーバーでプロセス使用状況をモニタリングする場合は、データベースサーバーに別のエージェントを起動してデータを収集できます。

  • エージェントとサーバーは、バイナリベースの通信プロトコルを使用します。また、データを選択的に暗号化することで、データのセキュリティを確保しながら、暗号化の負荷を低減します。

ノート
  • モニタリング対象のデータベースサーバーとネットワーク通信が可能なサーバーにWhaTapエージェントをインストールする必要があります。

  • WhaTap DBXエージェントサーバには、Java 8バージョン以降のJDKをインストールする必要があります。

ファイアウォール

WhaTapエージェントは、収集サーバーTCP 6600番ポートに接続する必要があります。モニタリング対象に近い収集サーバーのアドレスを許可します。

出発地:WhaTapエージェント

目的地目的地IPポート番号
WhaTapソウル収集サーバー13.124.11.223 / 13.209.172.35TCP 6600
WhaTap東京収集サーバー52.68.36.166 / 52.193.60.176TCP 6600
WhaTapシンガポール収集サーバー18.138.0.93 / 18.139.67.236TCP 6600
WhaTapムンバイ収集サーバー13.127.125.69 / 13.235.15.118TCP 6600
WhaTapカリフォルニア収集サーバー52.8.223.130 / 52.8.239.99TCP 6600
WhaTapフランクフルト収集サーバー3.125.142.162 / 3.127.76.140TCP 6600

エージェントから収集サーバーに直接接続できない場合は、提供するProxyモジュールを使用して経由します。

Proxy

対応ブラウザー

WhaTapモニタリングサービスは、ウェブブラウザとモバイルアプリで利用できます。

Webブラウザ推奨対応バージョン
Google Chrome84以降
Mozilla FireFox最新バージョン
Edge最新バージョン
Safari最新バージョン
ノート
  • ブラウザの互換性と性能の理由から、Chromeの最新バージョンの使用をお勧めします。
  • ユーザーインターフェース(User Interface、UI)は、HTML5標準技術で実装されています。Internet Explorerには対応していません。
注意

制約事項

WhaTapのウェブインターフェースは、モバイルブラウザに対応していません。モバイルデバイスからWhaTapにアクセスするには、AndroidアプリまたはiOSアプリをインストールしてください。WhaTapモバイルアプリは、モバイルデバイスで最適な性能を発揮するように設計されています。WhaTapモバイルアプリの詳細については次の文書を参照してください。

モバイルアプリ

WhaTapモバイルアプリは、AndroidとiOS環境に対応してします。次のリンクに移動するか、QRコードを読み取ってアプリをインストールできます。モバイルアプリの詳しい説明は、次の文書を参照してください。

iOSAndroid
QR
iOS 12バージョン以降
QR
Android 5.0バージョン以降